グスタボ・ドゥダメル指揮ウィーン・フィル演奏会@福岡

今年はたくさんのコンサートに通いましたが、特に楽しみにしていたのが、この初体験のウィーン・フィルの演奏会。福岡での演奏曲はこちらのとおりでしたが。。。

期待しすぎ、妄想しすぎたせいか、抑揚に乏しい演奏会という残念な感想でした。。。

音量の幅、ダイナミクスが狭い。。。アクロス福岡という会場の特性上、あのオケの人数でのfffでホール全体を鳴らせないのだとしたら、pppをもっと落とすとか工夫してほしかった。。。

歌わない演奏。。。シェエラザード以外の曲は勢いだけで乗り切れるので、それほど感じなかったものの、シェエラザード!録音ならともかく、実演だったらテンポを揺らしまくって、イヤらしいぐらい歌う弦が聴きたい、ましてやVPO!歌ってくれると思っていた訳です。。。歌わない演奏だと、あんなに退屈な曲だったのねシェエラザード。。。って感じでした。。。

でもそうは言っても、VPO!フワッと軽い感じの甘い弦の音はさすがにきれいでした。。。ポテンシャルの高さは十分に感じました。特にシェエラザードでのコンサートマスターのバイオリン・ソロの艶やかな美しさは絶品で素晴らしかったのですが。。。

問題の指揮者は、今をときめくグスタボ・ドゥダメル。。。彼がしたいことを伝統あるオーケストラだと、何も伝えられなかったのか?指揮が終わった後の挨拶もほとんど全て、オーケストラの中に入って、私ではありません、すべてオーケストラのお蔭ですみたいな謙譲ぶりだったし。。。あんなの、見たことない!

あれだけ指揮者の色のない演奏、オーケストラ側としては練習、楽だったんだろうなぁ。。。この想像が正しいのか、曲が合わなかったのか。。。もしかしたら、そもそも叙情的に歌うのが苦手なのかも?指揮自体、歌わせるような、歌えるような動作が全くなかったから。。。苦笑

あと、fffで切った時の音の処理が乱雑で、全く意識してなかったのも残念だった。。。春に聴いたデヴィッド・ジンマンのチューリッヒ・トーンハレは実に見事だっただけに。。。

違う指揮者でもう一度聴いてみたいと思ったウィーン・フィル、でした。。。


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九州ジャズ・ロード巡りを中心に興味の赴くままジャズ・クラシック等について不定期に掲載。 タイトルはM・エンデ「はてしない物語」の含蓄に富んだ言葉で、サイト主の座右の銘。

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