熊本 南阿蘇・Woodside Basie(ウッドサイド ベイシー)⑧18/11

また、熊本・南阿蘇のWoodside Basie(ウッドサイド ベイシー)さんを訪問してきましたが、今回の目的はジャズを題材とした色んなフォーマットでの聴き比べ!

このお店に「ブルーレイ・オーディオ 24bit/192KHz」という新しいシステムが入ったことは前々回前回とお伝えいたしましたが、その時の音源はクラシックの交響曲でその次元の違う空気感等に感服しました。

ただ、果たして小編成のジャズの場合はどれ程の違いがあるのか?

興味津々で伺ったのですが、今回は更にマスターのご提案でレコードも一緒に聴き比べさせていただけることになりました。

今回聴き比べたアルバムは、誰もが知っている名盤「Something Else」。

流れ始めた枯葉の序奏、そしてマイルスのミュート・プレイ。素晴らしくいい音。やっぱり、ブルーレイ・オーディオはいいなぁ等と思いながら聴き進めましたが、何とこれ!実はCDでした。。。苦笑

そして、ブルーレイ・オーディオ。。。鳴り出した瞬間、あぁ、全然違う。

明らかに音の重心が低い。CDだけ聴いていた時はそれで満足していたのに、その音の響き・実在感の差は圧倒的。

次に、マスターが取り出されたのはLPの中でも通常の33 1/3回転ではなく、45回転という高音質盤。

聴き比べた結果、音の響き・実在感という点ではCDとブルーレイ・オーディオの間でしたが、その角の取れたやわらかい音色、聴きやすさは印象的でした。

以上が今回一通り聴き比べた結果でしたが、それが単純にフォーマットの違いだけとは言い切れないのがオーディオの奥深いところ。

具体的にはフォーマットの違い以外にもそのプレイヤーのレベルの差等が含まれた結果なので、例えばCDプレイヤーのレベルを更に上げればここまで顕著な差は出ないでは?等の疑念が残りますし、曲や試聴盤が変わるとまた印象が変わるかもしれません。

以上の要素も踏まえた上で、今回の感想・推察・結論はこちら。

①ブルーレイ・オーディオもCD同様、プレイヤーのレベルを上げる余地が残っていることから考えると、やはりブルーレイ・オーディオとCDのフォーマットの違いによる差は大きいと思われる。

②一通り試聴した後、再度CDを鳴らしていただいた時に強く感じたのは、音の粗さ。あくまでイメージですが、フォーマットの違い(デジタルの階段の細かさの違い)がそのまま具現化した感じで、その違いが顕著に現れたのは、響きのやわらかさ、滑らかさ、空間に漂う余韻、そして静寂時の空気感でした。

③ただそうは言っても、自分なりの絶対的な基準をちゃんと持っている人でないと「比較しない限り」わかるものでもないのでは?とも思いました。

④レコードについては盤、針、プレイヤー等、フォーマットの違い以外の要因が多くある上、音に対する好みもあるため、一概に評価は難しいです。

⑤正直なところ、こうやって聴き比べしたらそれぞれに全く違う音なのですが、このお店の場合、どれもそれだけが鳴っていれば、十分にいい音。これが結論かもしれません。笑

しかし、このマスター、呆れたことに更に上級のブルーレイ・プレイヤーを買われたとか。。。本物のオーディオ・マニアの求道精神の強さにはいつも感心させられます。

あと驚いたのは、マスターにとってSomething Elseは特別な1枚とのことで、こんなにたくさんLPをお持ちでした。。。さすがにこのLPの聴き比べまでやる気になりませんでしたが。笑

この写真にあるピアニスト小曽根真さんの言葉は、新たにメニュー等と一緒に机に置かれたマスターからのメッセージ。。。どう読み解くかは皆さんにお任せいたします。

あと、ある机の上に置いてあったのが、最近お馴染みになった関西ジャズ愛好家ご用達のフリー・ジャズ情報誌「Way Out West 17年11月号」。

マスターにお聞きしたところ、昨年、先日ご紹介したらうさんがご訪問され、ご紹介されたとのこと。マスターのことも詳しく書かれておられますので、ここに併せて紹介しておきます。

「今度、ロックを聴かせてほしいというお客さんが来るんだけど」と苦笑いされておられたマスター。次回、新しいブルーレイ・プレイヤーの威力を聴きに伺った際に、その時の話もまた教えてください。

【駐車場:有、喫煙:不可】

汝が欲するがままをなせ

九州ジャズ・ロード巡りを中心に興味の赴くままジャズ・クラシック等について不定期に掲載。 タイトルはM・エンデ「はてしない物語」の含蓄に富んだ言葉で、サイト主の座右の銘。

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