大分 竹田・音と珈琲 一粒万倍(イチリュウマンバイ) ②19/09【プレ・オープン情報】

大分・竹田の荻(オギ)にある珈琲 一粒万倍(イチリュウマンバイ) が、いよいよこの10月2日”一粒万倍日”にプレオープンすることになりました。

このお店のマスターとママに初めて出会ったのは、今年の1月、私がよくお世話になった福岡・朝倉の古処さんが51年の歴史に幕を降ろしたファイナル・セッションの日

古処さんにあった銘機JBL パラゴンがこのお店に引っ越し(上の写真のとおり、看板等もほとんど全てこのお店に。その時の様子はこちらの後半でどうぞ!)、そして、お引越ししたパラゴンがどう鳴っているのか、聴きに訪ねたのもその同月内のこと

あれから9か月。。。奇妙な縁が更に深く絡まり、気がつけば、私はこのお店の「顧問(注1)」。笑

その間、色んなことがありました。

古処のマスターご夫妻のご自宅をみんなで訪問してきました。

また、古処のマスターご夫妻がこのお店にいらっしゃいました。

その時、愛おしそうにパラゴンにワックスをかけられたマスターのお姿は実に感動的でした。

また、多くの九州ジャズ☆スポットのマスターやママにも気にかけていただき、このお店でマスター同士が初めてご挨拶されるという珍事が起きたり、300数十kgのパラゴンを古処さんから引き継いだ高い台から降ろすために大分のオーディオ・マニアさん達のお世話になる等、私が知っているだけでも実に濃密な時間。

来年2010年10月の本オープン目指しての「プレ・オープン」。。。一体、どんな縁が待ち構えているのか、何が起きるのか。とても楽しみにしています。

【駐車場:有、喫煙:原則、不可】

(注1)「顧問」の役割の一つは、このお店の音とオーディオ担当。本当に有難いことで、最初はあのパラゴンと格闘出来る!と単純に喜んだのですが。。。それはほんの束の間で、始めてみると、これがもう大変。

確かに「パラゴンを鳴らすのはとても難しい」とは聞かされてはいましたが、これほど難しいとは。。。(注2)

それこそ、ジャズ☆スポット巡りに行く時間も惜しんで(笑)、このお店に通い、パラゴンと格闘してきたのですが、改めて、「オーディオ愛好家」程度の人間に扱える代物ではなかったことに気づかされる始末。

ということで、只今、九州ジャズロードから少し外れ、真面目にオーディオ・マニア道を驀進中。。。とは言っても、無性にジャズ☆スポットが恋しくなり、ついふらふらっと行ってしまいますが。

(注2)このパラゴンをオーケストラに例えて言うならば、あの名門 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団。

ウィーン・フィルがその実力を発揮するか否かは、完全に指揮者次第。指揮者がその魅力をうまく引き出した時の音楽は他に類を見ない魅惑的なものになる代わり、制御出来なかった時は各プレイヤーが自由気ままに奏でる音の展覧会。

まぁ、どんな演奏であれ、ウィーン・フィルが鳴っているだけで感心される方がいらっしゃるように、パラゴンが鳴っているだけで感心してもらえるのも事実でしょうし、音の展覧会とは言っても、それなりの美しさ・楽しさがあるのも事実ですが。。。聴く人が聴けば、その違いは一聴瞭然。

そして、そのウィーン・フィルが120%の実力を出す際に欠かせないのが、世界最高の音響と称えられる本拠地 ムジークフェラインの大ホール。(このホールの素晴らしいレポートがありましたので、こちらをご覧ください。)

例え、同じ指揮者とオケであっても、その鳴らす空間を無視して全く同じ演奏をしたならば、音楽の質が全く異なってしまう可能性があるのと同様、オーディオの闘いは音を発するシステムだけでなく、その空間との闘いでもあるのです。。。そして、そこがまた難しい。

でも、このパラゴンを譲り受けた福岡・朝倉の古処さんを見習い、「50年営業し、パラゴンを次の世代に譲り渡すこと」が目標のお店ですので、精一杯頑張ります。


一粒万倍の他の記事へ 19/02+03(開店の経緯、行き方等が記載)

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汝が欲するがままをなせ

九州ジャズ・ロード巡りを中心に興味の赴くままジャズ・クラシック等について不定期に掲載。 タイトルはM・エンデ「はてしない物語」の含蓄に富んだ言葉で、サイト主の座右の銘。

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