大分・バード 14/09


今回お邪魔したのは、大分の飲み屋街・都町にあるバードさん

今回はJABで知り合いになった方にご案内いただけるということで、初めて遠征した大分市内。

実にこじんまりといい感じの街みたいで、すごく気に入りました。

バードさんに入ってみると、お店の作りも雰囲気も本当に普通のバーと同じで、まずはそこに驚いてしまいました。

曰く、大きなスピーカーがなく、かかっている音楽もジャズ・バー独特のマニアックなものでもなく。。。普通のバーとの違いがあるとすれば、奥にキーボードがあること?あれ??よく見ると、その横に色々楽器が置いてある???


疑問符の消えないまま、楽しい会話を肴に飲んでいたのですが。。。ふと見ると、実に不思議なメニューがあるんですね、このお店。「マスターへのリクエスト3曲千円」

その内に他のお客さんがマスターに曲を頼み、マスターの洒脱なピアノ演奏が始まりました。

そうか!九州ジャズロードに書いてあったマスターの演奏が主というのは、こういうことなんだ!と、このお店のことがちょっとわかった気になりました。

が、まだまだ甘かった。。。このお店の楽しさはこんなものではなかった。。。

ここで、今回ご案内いただいた方が22時45分という早い終バス(苦笑)で帰られ、その後も私は残っていたのですが、隣にいた同世代の方とお話をしているとあれやこれやの話題に盛り上がり、その内、その方がおっしゃる訳です。「1曲、歌ってくださいよ!」

いやいや、ジャズなんて、歌ったことないし、と躊躇っていたものの、まぁ、いいか!(笑)と、聴いたことはあっても歌ったことはなかったディズニー「星に願いを」をリクエスト。


キーはマスターがうまく合わせていただいたものの、我ながら実に散々な出来で他のお客さんには申し訳なかったのですが、いや、これは実に楽しい!

あ。。。あと、歌代、おごっていただき、ありがとうございました!


その直後に歌われた他のお客さん。上手いけど、全然ジャズちゃうやん、それ!でわかりました。ともかく音楽で盛り上がれればそれでO.K.みたいです、このお店。


しかも、実はこのお店のオーディオは、サラウンドというこれまで行ったお店にはなかったこだわりがあったことにも驚き。

また、料金システムも本当に独自。

一体、どうなったら、こんなお店になったのか。笑


今回ほとんどマスターとお話を伺うことが出来ませんでしたが、ともかくこれだけは!と書いていただいた九州ジャズロードへのサインです。

バードさん。。。次は、マスターの伴奏でちゃんと歌える曲を携え、再訪します!


尚、バードさんへのご訪問をお考えの方は、必ず事前に、お店にお電話くださいませ。


ところで番外編ですが、今回の待ち合わせ場所は「Peace & あるばむ」という都町の外れにあるお母さんと息子さんが切り盛りされておられるカウンターが主の何ともアット・ホームな素敵なお店だったのですが。。。実はバードに再戦したいのか、こちらに再度行きたいのか、自分でもよくわからないぐらい魅力的でした。

どちらにしても、早々に行くと思います、大分。笑


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汝が欲するがままをなせ

九州ジャズ・スポット巡りを中心に興味の赴くままジャズ・クラシック等について不定期に掲載。 タイトルはM・エンデ「はてしない物語」の含蓄に富んだ言葉で、サイト主の座右の銘。 ♪新しい秩序、様式が生まれる時代の幕開けです。この混沌を積極的に楽しんでいきましょう。危ぶむなかれ、行けばわかるさ、です。笑