「一度、ジャズ☆スポットに行ってみませんか?」と誘う第2回目は、ジャズ☆スポットの探し方やその楽しみ方、初訪問する時に注意したい点等について紹介いたします。
♪1.ジャズ☆スポット探し
(1)もしこれまでにちょっとでも気になっていたお店があれば、話は早い。早速、そのお店の情報をネットで検索してみましょう。
検索ワードは「そのお店の名前、土地名、ジャズ」と入れれば、何かがヒットすると思います。⇒♪1.(3)へ
(3)訪問するジャズ☆スポット決定
①以上のネット検索の結果、そのお店が悪い感じがしなければ、まずO.K.
②次に、営業日、時間を確認する。
【そのお店が少し遠い時の注意点・心構え】
a.電話して営業日、時間を確認、行く日時に問題がないことを確認した方が無難。
b.そのネット情報が例えそのお店のHPであっても、100%信用しない方が無難。
c.営業時間が変更されていても更新されていないこと、臨時休業もよくあること。
d.ジャズらしいという意味で、事前に何も確認せず行ってみて、例え、臨時休業で入れなくても潔く享受する、という姿勢も私は好きですが、いつもそう出来る訳ではありません。。。というのも、特に九州のジャズ☆スポットの場合、そのお店に入れないと全く代替プランが成り立たない、周りに何もないことが多いので。苦笑
③その他の確認するポイント「通常営業以外にライブもやるお店かどうか」
a.ライブの日に初訪問することはおススメしません。
b.但し、ライブには通常営業とはまた違った楽しみがあります。
c.そのお店の通常営業日に行き、マスター/ママにおススメ・ライブを確認して、是非一度はライブも体験してみてください。
d.ちなみに「マスター/ママのおススメ・ライブに外れなし」はジャズ格言の一つです。
④以上で特に問題なければそのお店に決定、後は都合のいい日に勇気を振り絞って行くのみ!です。
♪2.料金・システム等
(1)通常営業日
①基本的に普通の喫茶店、バーと同じと考えて問題ありません。
②ただ、お店によってはミュージック・チャージが必要なお店もあります。普通はメニューに書いてありますので、要確認。(500~1,000円程度のお店が多いと思います。)
(2)ライブの日
上記に別途ライブ・チャージが必要になることが多いですが、お店にご確認ください。
♪3.お店の楽しみ方【基本編】
(1)マスター/ママに勧められるがまま、自分の好きな席に座って構わないと思います。
(2)オーダーしたら、まずは黙ってそのお店で鳴っているジャズを聴き、店の中をウォッチしてみましょう。
(3)そのジャズの流れる空間・雰囲気は、勇気を振り絞った自分へのご褒美。心行くまでご満喫ください。もちろん、置いてある本や雑誌等を手に取ってみたり、全て常識の範疇内でお楽しみくださいませ。
(4)もし興味のある演奏が流れたら、マスターに「このアルバムのジャケットを見せていただけませんか?」とお願いしたり、「これは何というアルバムですか?これ、いいですね!」等と話しかけてみるのも手です。
(5)幸いにしてマスターとお話する機会を得た場合、普通に会話をすればO.K.ですし、ジャズについては率直にありのままをさらけ出した方がいいです。
(6)全く初心者なら堂々と初心者であることを告げればいいですし、背伸びする必要は何もありません。
(7)どんなことに興味を持って、どうやってこのお店にたどり着いたのか、語ってもいいと思います。
(8)ジャズについて、少しの知識(マスターに比べたら、どれだけ知っていてもほとんどの場合、「少し」です)をひけらかすとマスターは引く傾向にあり、もったいない結果を生むことが多いです。
(9)よって、それなりに知識のある方も、初回ぐらいはあくまで謙虚に、自分の好み等を語るぐらいがいいように思います。
(10)もう少し踏み込んでみたい方は次回の記事をご参考ください。
♪4.お店の楽しみ方【昔ながらのお店編】
(1)昔ながらのジャズ喫茶では「カウンター席は常連さんの座る所」でした。
(2)そして、そのように考えておられるマスターが数は相当少なくなりましたが、まだいらっしゃいます。
(3)今となってはそんな昔ながらのジャズ喫茶の雰囲気を味わえるお店がほとんどなく(1/100ぐらいの確率?)、まず幸運を噛み締めましょう。
(4)ただ問題は、そのお店がそうなのかどうかわからないことだと思います。笑
(5)見分け方は特にありませんが、こんな感じでしょうか?尚、万が一、外してもそれでボラれることはありませんので、お気楽に。
①マスターから話しかけてくれることはまずありません。
②話しかけても何となく話をしたくない雰囲気を醸し出されていることが多いです。
③「ここ、いいですか?」と断って、カウンター席のいい所に座っても、それを断られることはまずありませんので、その質問でも見分けがつきません。
(6)昔ながらもスタイルに従い、「黙ってジャズを聴く」というその非日常感を楽しみましょう。
(7)ただ、何かマスターの琴線に触れることがあればお話出来る機会があるかもしれず、その時は予定調和を嫌うジャズらしい展開を大いに楽しんでください。
(8)昨今の「お客様は神様、金を払うんだからサービスされて当たり前」という風潮を真っ向から否定するマスターの気骨も気持ち良味わってください。笑
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