いきなり今回はクラシック音楽の話ですが(笑)、今年を振り返るとワーグナー・イヤー〜オペラで名高いワーグナーの生誕200年記念の年〜で多くの関連コンサートが開かれたことが挙げられます。で、福岡にもその波は届き、これまで聴いたことのないコンサートに幸運にも巡り会えました。
その一つは、ワーグナーの代表作の1つ、楽劇トリスタンとイゾルデ 全3幕。
すっかり貫禄のついたチョン・ミュンフンさんの指揮、東京フィルハーモニー交響楽団のコンサート形式の演奏会を聴きに行きましたが、何と、演奏時間は合計 約4時間!長丁場でしたが、字幕があったので、助かりました。苦笑
これまでCDでは聴いて曲は知っていたのですが、初めて歌詞を理解しながら聴いていると、途中からは手を変え品を変え延々繰り返される愛の歌詞ばかりで、そのしつこさと甘ったるさに閉口気味(苦笑)。。。でも、最後は官能的な音楽の渦に呑み込まれ、気持ち良くブラボー!してきました。
正直なところ、演奏の良し悪しより、初めての生トリスタン体験、ワーグナーの魅力に完全に酔った夜でした。。。
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