新宿・荒木町 焼酎屋 羅無櫓(らむろ)11/09

それにしても初めてこのお店に伺ってから、もう何年になるのでしょうか?

東京は新宿・荒木町のカウンターが7席程度しかないこのお店。。。本当にわかりにくい場所にあるのですが、噂が噂を呼んだようで、最近は(本当にたまにしか行けませんが)いつ行ってもお客さんで賑わっています。それにこんなマニアックな場所にも関わらず、バリバリのキャリア・ウーマンの方々が盛り上がっている姿をよく見かけるようになりました。。。

ご主人は、明治大学・登山部出身で冒険家 植村直己さんの1年後輩にして、頑固親父という言葉が本当によく似合う方ですが、黒田官兵衛好きが高じて「羅無櫓屋 官兵衛」と名乗られておられます。笑

ちなみにお店の名前「らむろ」は、登山家の間では常識の(?)チベット語で、Goodを意味する言葉から取られたとのこと。

私のお店での大フェイバリットは屋久島「三岳」の水割りを温めたもの。。。ややこしい書き方をしました。いわゆる「お湯割り」はこのお店にはなく、官兵衛さんが埼玉の山奥まで汲みに行った水で焼酎を割り、それを温めてもらうのです。。。いや、その水がいいのか、その方法がいいのかはわかりませんが、実にその飲み口のやさしいこと!

そして、またこのお店。全てにこだわりがあって何を食べてもおいしいのですが、極めつけはこのモツ鍋!

九州は福岡ご出身の官兵衛さん。。。元々、焼酎屋ではなく、モツ鍋屋(注)を始められただけあって、そのお味は絶品!最後はご飯を入れておじやで締めれば、もう幸せです。

羅無櫓。。。いつ行っても変わらずおいしい焼酎がいただけるお店であり、心から落ち着けるいいお店ですが、あとは官兵衛さんがいつまでもこのお店を続けて下さることを祈るのみです。

(注)元のお店は千駄ヶ谷の将棋会館近くにあったそうで、羽生さん等、多くの棋士の方も常連さんだったそうです。将棋好きの私にとって、そんな話が聞けるのも楽しいお店なのです。。。

焼酎屋 羅無櫓(電話番号・地図等をご参照下さいませ。)

http://r.tabelog.com/tokyo/A1309/A130903/13000990/

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汝が欲するがままをなせ

九州ジャズ・スポット巡りを中心に興味の赴くままジャズ・クラシック等について不定期に掲載。 タイトルはM・エンデ「はてしない物語」の含蓄に富んだ言葉で、サイト主の座右の銘。 ♪新しい秩序、様式が生まれる時代の幕開けです。この混沌を積極的に楽しんでいきましょう。危ぶむなかれ、行けばわかるさ、です。笑