川上俊彦追悼ライブ@福岡・大名ルームス 19/09

福岡ベース界のレジェンドの一人にして、今年の8月にご逝去された川上俊彦さんの追悼ライブ。

本当は7月に出された初リーダーアルバム「Works」のレコ発ライブになるはずだっただけに残念でなりませんが、熊本の職場でしっかり働いた後、頑張って行ってきました。。。が、頑張れたのはここまで。この記事が随分遅くなってしまいました。苦笑

当日はさすがに最初から聴くことは出来ず、しっかり聴き始めたのは後半からでしたが、川上さん縁のミュージシャンの追悼演奏という前半からの流れで、まずはThe Cotton Sistersの皆さんが登場。

ご披露されたのはBei Mir Bist Du SehonとRhumboogieの2曲でしたが、その実力を伴った華のあるステージは実に素敵で、昨年12月の浅草ジャズコンテスト・ボーカル部門で見事グランプリを獲得されたのも納得。

思わず、川上さんもそのメンバーの一員だったというこの初アルバムを購入してしまいました。尚、このアルバムは下の動画で全曲チェック可能。その出来栄えだけでなく、企画力・行動力にも驚かされました。

そして、縁のミュージシャンの追悼演奏のトリを務められたのは、岩崎大輔さん(p)と原田迅明さん(dr)のDUO。

ベース・レスでご披露されたJust Like It Used To Be(「Works」収録曲)は、まさに一期一会の凄演。

漲る気合い。真正面から向き合い、ぶつかり、絡み合うピアノとドラム。どこまでも広がる世界。そこから伝わってきた川上さんへの想いの深さ。大切な方を失った深い哀しみ。。。ただただ、圧倒されました。

会場の雰囲気も大いに盛り上がったところで、今回の主役「Works」の演奏者の皆さん【緒方公司さん(p)、木下恒治さん(dr)、浦ヒロノリさん(sax)】と、サポート・メンバーとして丹羽肇さんが登場され、「Works」からSpring In Your Step等数曲をご披露。

そして、大トリ。

「歌良し、顔良し、身体良し」とコールされ、会場が笑いに包まれる中、このアルバムの仕掛け人?でもあるMAYUMIさんが明るく登場。

If Only I Could See You Againというまさにこの場にぴったりの曲を熱唱され、会場の雰囲気は最高潮。満員のお客さんからは、当然ながらのアンコール。

ところが?!何と時間切れ。。。アンコールなし。

川上さん縁の皆さんの追悼演奏が熱く盛り上がり過ぎて時間が押したから、という理由では仕方ありませんが、何とも残念。

最後はMAYUMIさんがご挨拶された後、そのご発声で「川上さん、ありがとうございました!」とみんなで唱和して、終了。

川上さんの温かく優しいお人柄を示すエピソードやお世話になったことへの御礼、せっかちだったことを懐かしむ逸話や最後まで練習を欠かされなかったという頭の下がるお話、更には若かりし頃の武勇伝等々、心温まるMC。そして、それぞれの想いが込められた演奏。。。川上さんのご人徳を偲ばせる本当にいい会でした。

それにしても、このアルバム「WORKS」。。。全て川上さんのオリジナルなのですが、オリジナル臭さ(?)が全く感じられず、川上さんのジャズが如何に自然なものだったかを物語っている逸品。「満を持す。」というキャッチ・コピーも秀逸なこの作品。もし機会がございましたら、一度お聴きくださいませ。

こんな素敵なアルバムを最後に遺された川上さん。

改めてご冥福をお祈りいたします。

【追記】この日は私の大好きな浦ヒロノリさんのCDもゲット。

八代で聴いて感激したMAY INOUE STEREO CHAMP等でもご活躍されておられる井上銘さん(g)や福森康さん(dr)達と一緒に録られた最新アルバムで全曲浦さんのオリジナルですが、浦さんのよく歌うAlto Saxと素晴らしく上手いギター・トリオの温かい交流ぶりが心地良い佳品。

こちらは、浦さんのライブに行かれた際には是非!笑

更には、ベースの丹羽肇さんがご出演されるということでしたので、私のお気に入りのアルバム「DOUQトリオ・ファイナル・ライブ」を持参。

お忙しい中ではありましたが、サインしていただき、本当にご満悦な夜となりました。

この日の素晴らしい演奏も合わせ、どうもありがとうございました。


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