MAY INOUE STEREO CHAMP@八代・レストランバ−Z18/08

ミュージシャンとお客さんが起こした幸せな化学反応。。。MAY INOUE STEREO CHAMPのメンバーと熊本・八代のレストランバーZ(注1)のお客さん、皆さん、本当に素晴らしかった!

まず、ミュージシャンですが、MAY INOUE STEREO CHAMPをご存知でしょうか?

井上銘(g)、類家心平(tp)、渡辺翔太(key)、山本連(b)、福森康(ds)という新進気鋭の5人のメンバーで構成され、今年の4月には「日本ジャズ・シーンの未来を担う天才ギタリスト 井上銘が率いる話題のプロジェクト、待望の初登場」という派手な謳い文句でブルーノート東京に出演する等、今、最も注目度の高いバンドの一つ。

対するお客さんですが、この日の盛り上がりはもうメンバーの登場時点から。。。というのも、愛されキャラで鹿児島出身の福森さんはこの八代でも人気者で「お帰りなさい!」の掛け声がかかる等、雰囲気は福森さんの凱旋公演。

この素晴らしいお客さんを引っ張って来られた殊勲の第一は福森さんに間違いありません。

でも、演奏が始まってからはすぐに変化が。。。福森さんからもこのお店のマスターからも「ここのお客さんは熱いから」と言い聞かされていたメンバーは、初っぱなからエンジン・フル・スロットル。

そのメンバーの全力投球のプレイを感じ取ったお客さんもすかさず反応。

演奏の熱気が会場中を包み込む中、盛り上げるべきは盛り上げ、聴くべきところはしっかり聴く等、自分を素直に態度で表現するほぼ満席、約60人のお客さん。

気を良くして更に気合いの入ったプレイを展開するメンバーと、またそれに呼応するお客さん。これぞ、まさにミュージシャンとお客さんの見事な”熱い”化学反応。

華麗に歌い上げ、みんなをリードし、サポートし続けたリーダー 井上銘さん(注2)のギター

お客さんを熱狂に導いた類家心平さんのトランペット

バックに回り、リードに回り、空気感を作り続けた渡辺翔太さんのキーボード

この変幻自在に動いていく音楽を支え続けた山本連さんの切れ味のいいペース

そして、小気味良く、時に大胆なビートを刻んで会場中を湧かせた福森康さん(注2)のドラム

終わってみて思いましたが、このライブはMAY INOUE STEREO CHAMPのメンバーにとっても、ミュージシャン冥利に尽きたのではないでしょうか?

ミュージシャンもお客さんも会場中に広がる満足そうな笑顔。。。みんなが幸せな気分になれた、とてもいいライブでした。

(注1)レストランバーZさんは 熊本・八代のお店、ということでいつもお世話になっているJazz Bar FIRST(ファースト) さんからは徒歩30秒の極めて近距離にありますが、ジャズに限らず、色んなライブを開催されておられるお店だそうです。

(注2)井上さん、福森さんと言えば、この9/8(土)、9(日)に行われる鹿児島ジャズフェスティバル 2018!昨年は行けなかったものの、鹿児島・明日の地図さんが縁をつないでくれた縁起のいいお祭り。とても楽しみにしています。

【おまけ・その1】MAY INOUE STEREO CHAMPのライブの楽しみ方の一例

これはこの日の終演後も相当売れたMAY INOUE STEREO CHAMPの1stアルバムで、私はこのライブが待ち切れず、先に購入し予習してからライブに臨んだのですが、とても面白かったので、ご紹介しておきます。

今回のライブで演奏された曲のほとんどはこのアルバムに入った曲。。。但し、このバンドはジャズを基本にしているバンドらしく、テーマはもちろん同じですが、前奏や途中は相当変化を魅せるため、その変化具合がまた楽しかった!

ライブならではの盛り上がりを魅せる曲の代表は、8/4生まれの福森康さんをイメージしたというComet 84でのギターとドラムの掛け合いや、類家心平さんをイメージしたというSoldier “R” でのトランペットの力の限りの咆哮でしょうか?共に大変な盛り上がりぶりでした。

そして帰宅後、このアルバムを聴くと、逆にライブとの違い、作品として仕上げた部分と進化した部分等の記憶が蘇って、1枚で2度美味しい経験が出来ます。

もうすぐ2ndアルバムも発売予定で、この日も数曲ご披露されましたが、その2枚を予習しておけば、ほぼ完璧だと思います。是非、一度お試しください!


【おまけ・その2】打ち上げの風景

私は渡辺翔太さんの長年のファン(注3)ということで、ありがたいことに打ち上げの一部に参加させていただいたのですが、メンバーの皆さんが「新しい思いつきがいくつもあった」と嬉しそうな顔でお話されておられるのを聞いて、そんなスゴいライブに居合わせることが出来たことを改めて嬉しく思った次第です。

あと、もう一つ、ものスゴく幸運な事件が。。。お客さんの一人として、八代ご出身のドラマー鐘ヶ江貴裕さんがいらっしゃっていたのですが、メンバーからのリクエストで、思いがけないセッション・タイムに!

鐘ヶ江さんのガガン!と重量感のあるドラムにその内、井上さんや渡辺さんもノリ始め、こちらで聴いていた福森さんも楽しくなってきたようで、みんなを煽り出す始末。

曲が次から次へと変わり、最後には長い長いソロ・ドラムを叩き、締めくくった鐘ヶ江さんにはヤンヤの掛け声!

そして、鐘ヶ江さんは今年の秋、上京されるとのことです。。。その成功を祈念しています。


(注3)私がこのバンドのことを知ったのも、その一員として、私が名古屋時代に大好きでよく聴きに行っていた渡辺翔太さんが入っていることを知ったのも、ある縁からですが、ちょっと話が長くなるので、こちらの記事をご覧くださいませ。


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九州ジャズ・ロード巡りを中心に興味の赴くままジャズ・クラシック等について不定期に掲載。 タイトルはM・エンデ「はてしない物語」の含蓄に富んだ言葉で、サイト主の座右の銘。

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