何故、ジャズ・スポットの紹介なのに、ジャズ・ガイド?
それは、私が皆さんをお店にさえ誘う(イザナウ)ことさえ出来れば、後はプロであるマスター達が懇切丁寧にジャズ・ガイドしてくださるから、との魂胆です。
との口上で、九州ジャズ・ガイド~汝が欲するがままをなせ~第①号「上巻」を世に出してから、3週間余。
第①号「完全版」の発売に向け没頭し、ようやくいったん完成しました。
この極めて強い刺激の日々。やってみないとわからなかったことのオンパレード。
素材は同じでも、本という体裁を取ることで文章自体をこんなに変える必要があるんだ!等といった新鮮な驚き。
既存のフォトブックというサービスを活用していることに起因する写真数、字の大きさといったデザイン、字数制限等の大きな制約とのパズル的闘い。
これまでHPの記事をアップするだけで十分と考えておりましたが、本という形にしてみるとやっぱりいいものだなぁ!という喜び。
この本のキッカケをいただいた熊本・大津町 Hello Dollyのマスターからいただいたまさに愛のムチと言うべき手厳しいアドバイス。
それなりにぶ厚い144頁の構成をどうするのか?あれこれ遊ぶ余地がそれなりにあり、悩みつつも楽しい時間でした。
今回の基本的なコンセプトは「王道を歩む老舗(17店)と新進気鋭の若いお店(3店)の合計20店を紹介」とし、各お店への感謝の気持ちを込めて贅沢に6頁/店。
そこに、4つのコラムを追加。思い出のお店・福岡・朝倉の古処さんと井尻のアルフィーさんや高鍋のクラシック喫茶モルゲンさんも追加紹介し、更には私がこのHPでよく書いている「弾丸ツアー」や「縁・サーフィン」等についても記載。
最終頁にはコロナ自粛が緩んだ時にいただいた各マスター達のサインも押し込み、結構読み応えがあるものになったと思います。
そして何より。自主出版とは言え、この本を作っているという報告をした時に見せてくださるマスターやママ達の笑顔、その紹介記事をご確認いただく時のドキドキ感はこの上ない幸せな時間。
私自身、少し成長出来たような気がします。
不思議なもので、自分が変わると周りが変わるとよく言われますが、本当に風向きが変わってきた模様。
中でも一番驚いたのは、某新聞社から九州のジャズ喫茶事情について電話取材を受けたこと。。。その記者の方は私の敬愛する方だったこともあり、単純に嬉しかったです。
ということで、もうすぐ販売開始。今しばらくお待ちくださいませ。
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