東京 吉祥寺・ジャズ喫茶メグ

 

先日、東京に行く用事があったので、ほぼ10年ぶりになるのですが、吉祥寺にあるジャズ喫茶メグさんに行ってきました。このメグさんは間違いなく日本有数の有名なジャズ喫茶ですが、でも、ちょっと他のお店とは違う感じです。

普通はまず店名が有名になり、店主やマスターの名前は知る人ぞ知る状態。。。ところが、メグさんの場合、店主 寺島靖国さんのお店がメグ、と逆にお店の名前の方が知る人ぞ知る状態な訳です。。。笑

というのも、寺島さんが「吉祥寺で有名なジャズ・バーのマスター」という肩書でジャズ入門書を書かれたところ大ヒット!ここまではまぁ、ありそうな話ですが、この方はそこからが違った!この方、何とそこで得た印税を全てご自身のお店とご自宅のオーディオ機器代に当てられ、それを題材に今度はオーディオ奮闘記を執筆されたのです。。。

高価な機器やケーブル等を視聴しては悩み抜き、エイヤ!と決断して導入しては、こんなはずでは!とまた悩んだ挙げ句、元に戻したり、次の視聴を行ったりというオーディオにかける熱い想いは、マニアにとっては微笑ましくも羨ましく(苦笑)、オーディオの奥深さとその悶絶ぶりがよく伝わってくる独特の語り口が一部のマニアから支持され、またヒット!更にオーディオ熱が加速、今ではCDのプロデュースまで手掛けられる等、もはや単なるジャズ・バーのマスターではない大出世ぶり?!

という流れがあるため、我々オーディオ・マニアは、メグというお店の音を聴きに行くというよりは、あの寺島さんの辿り着いた音がどんなものか聴いてみたい!と思って、このお店を訪ねる訳です。笑

前フリが長くなりましたが、メグさんの音。。。たまたまその日は月に一度の例会の日だったのですが、レーザー針の試し聴きという何ともマニアックな会でした。。。

オーナーの寺島さんが一番後ろの真ん中という特等席にいらっしゃって、店中、常連さん多数状態。。。残念ながら訪問した時間が遅かったこともあって、行った時には会も最終盤。。。それほど長居は出来なかったのですが、それでも久しぶりにメグの音を味わいました。。。曰く、ドラム、特にシンバルの音がともかく鮮烈!

スピーカーはというラッパの下に箱があるという不思議な形をしており、誰が見てもマニアックなのですが(苦笑)、音が前に来る、という次元を通り越して、音離れの良さが秀逸。。。本当に独特の臨場感を醸し出していました。

こんな寺島さんの良く出来たハリボテ人形もあったりして、日本有数のジャズ喫茶の人気度の高さも改めて再認識した夜でした。。。


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汝が欲するがままをなせ

九州ジャズ・ロード巡りを中心に興味の赴くままジャズ・クラシック等について不定期に掲載。 タイトルはM・エンデ「はてしない物語」の含蓄に富んだ言葉で、サイト主の座右の銘。

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