フェドセーエフ 指揮 チャイコフスキー・シンフォニー交響楽団(旧モスクワ放送交響楽団) 演奏会@福岡


先日、フェドセーエフ指揮チャイコフスキー・シンフォニー交響楽団(旧モスクワ放送交響楽団)演奏会をいつものアクロス福岡に聴きに行ってきました。

初めてのロシアのオーケストラ、しかも毀誉褒貶の老大家フェドセーエフとその手兵が奏でるオール・チャイコフスキー・プログラム。ということで、期待半分、怖いもの見たさ半分で臨んだ演奏会でしたが、本当にいい経験をさせてもらいました。

まず何が驚いたと言って、オーケストラが出てきて最初のチューニング。。。各パート、音が妙にデカい。しかも何故か、特に木管?!それにみんなバラバラで、全く音楽的ではない!?苦笑

一体、どうなることやらと思いながら始まった一曲目のイタリア奇想曲。。。ところが、これがまた思いもよらない、普通ではない演奏に思わず感動!

曰く、出だしからやけに明るい素敵な音色。まさにイメージどおりのイタリア!みんなやりたい放題としか思えない金管v.s.木管v.s.弦楽v.s.打楽器の各々の音の塊がぶつかり合うような、今まで聴いたことがないような壮絶なオーケストラの響き。その中で一際光ったタンバリン奏者の「どうだ!俺を見ろ!」と言わんばかりのキレキレの実に見事なパフォーマンス。そして、今年入院していたとか、80数歳だとかが信じられないくらい元気な指揮をするフェドセーエフの時々効く統制力。笑

一曲目からブラヴォー!が飛び交ったのも納得の力演でした。

次の独奏者に名人ワディム・レーピンを迎えたヴァイオリン協奏曲では、残念ながら間合いの妙味のような名人芸を感じることが出来ませんでしたがその美音を楽しむことが出来、メインの交響曲5番では楽器群の音量のバランスが変わるだけで全く同じ曲とは思えないという現実を目の当たりにし、何度も目からウロコが落としてしまいました。。。苦笑

あと興味深かったのは、このオーケストラはコントラバス8本の大編成の弦楽群を持つこともあり、音は本当にデカいのですが、何故かホールに残響が残らない。。。直接音が大きいことと、ホールを鳴らすこととは別モノなんですね。本当に勉強になりました。笑

この指揮者とオーケストラ。。。イタリア奇想曲やアンコールでやったレスギンカのようなお祭り系の単品ばかりのコンサートがあったら、また是非聴きに行きたいです!

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九州ジャズ・ロード巡りを中心に興味の赴くままジャズ・クラシック等について不定期に掲載。 タイトルはM・エンデ「はてしない物語」の含蓄に富んだ言葉で、サイト主の座右の銘。

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