御礼2021

今年も弊HPをご訪問いただきました皆様、縁あっておつき合いさせていただきました皆様、色々ご支援くださいました皆様、どうもありがとうございました。心から感謝申し上げます。

今年は先の読めないコロナ禍自粛に翻弄されて、右往左往/一喜一憂。大変な一年でした。

また、このHPもほとんど更新出来ず申し訳ありませんでしたが、個人的には幸いなことに充実した濃密な一年となりました。

九州ジャズ・ガイド第①号~第③号(注1)。

10月末に完結号を発売したので、早いもので、もうすぐ2か月。

実は、時間の経過と共に不思議な感覚に襲われている(注2)のですが、これらをご購入/ご覧いただきました皆様には改めて御礼申し上げます。

今年訪問したジャズ・クラシック・オーディオ関連の店は71軒、164回。

九州ジャズ・ガイドの制作に没頭し明け暮れた結果でもありますが、その一方、縁あって、初めて訪問した店も結構多い年でもありました。

コロナ禍自粛の合間を縫って通ったクラシックの演奏会は、私が支援している直方谷尾美術館室内楽定期演奏会の5公演(含、前年度からの延期公演)等々、13公演(注3)。

ジャズ・ライブも、熊本・おくらさんで聴いた林栄一さんのトリオ【石田幹雄さん(P)、外山明(Ds)】、福岡・柑さんで聴いたスガダイローさん(P)等々、9公演。

愛車ロードスターも本当によく走ってくれました。

そして遂に、走行距離が19万kmを超えてしまいました。

その他、新しいご縁をいただく等、色々な出来事がありました。

一方、昨年の巣ごもりGW以来、大人買いの止まらない映像付き演奏ソフト。。。映像なしでは語れないベーム=VPOの'80来日公演、BPO自主運営のBOXセットを始めとして、爆発的に増加。

更にはCD等も合わせ、自宅でも幸せな時間を過ごすことが出来ました。

なかなか全ては書き切れませんが、来年は少しずつご紹介していきたいとも思っておりますので、乞うご期待、です。

それ以外、パッと振り返ってみるだけでも、 藤井聡太四冠誕生、大谷二刀流大活躍、東京五輪開催、大企業の積年の淀みが発覚して大騒ぎ、更には、世界中で悪質な事件多発等々、悲喜こもごも混沌とした一年でもありました。

来年がもっとわくわく出来るいい年になることを祈念しつつ。。。

皆様、良いお年をお迎えください。

(注1)現時点の全発行部数は、何と!ちょうど600部(①号:259部、②号:204部、③号:137部)。

売上部数も大台400部を超え、428部(①号:202部、②号:137部、③号:89部)。

改めて心から御礼申し上げます。

※下記メルカリShopsのアドレスはこちら

(注2)時間の経過と共に襲われている不思議な感覚。

それは、自分がこれらの本を書いたという実感が薄れ、もはや我が事のようには思えなくなったこと、です。

完結号発売直後は、「コロナ禍自粛に翻弄されながらも、よくここまで出せた。2021年の九州ジャズ・スポットの一面を映し残せたし、マスター/ママにも多少は喜んでいただけたし、まぁ、良かった」等と作者として自己満足に浸っていた(笑)のですが、最近は「へぇ~、結構面白いじゃん、これ!」等と、自画自賛をする訳でも何でもなく、普通に読み耽ってしまう始末。

あれだけ精魂込めて書き上げた本人がまさかこんな風に思うようになるなんて。。。尚、認知症の始まりではないと思いますので、為念。

作品は作者の手許を離れた途端、作者のものではなくなる。

そんな言葉を聞いたことがありましたが、こんな意味も含まれていたのだろうか?等と考えてみたり、これまで体験したことのない感覚を味わい、色んなことを考えさせられた一年でもありました。

(注3)こんな状況下だからか、例年以上に多くの公演が心に残っています。

寺神戸亮さんのバッハ無伴奏ヴァイオリンを聴けたこと、クァルテット・エクセルシオの一期一会の演奏に立ち会えたこと、藤田真央さんの天才を目の当たりにすることが出来たこと、渡辺辰紀さん(vc)&麻由美さん(p)のDUOを心から楽しむことが出来たこと、ずっと聴きたかった川本嘉子さん(Vla)を今を時めく阪田知樹さん(p)とのDuoで体感出来たこと、この数年、ずっと追い続けている延原武春さん指揮フィルハーモニア福岡を今年も聴き続けることが出来たこと(アクロス福岡が改修に入り、演奏会場も変更される等、色々ご苦労の絶えない年だったかと思います。主催者の皆様、お疲れ様でした)等々、素晴らしい時間でした。

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汝が欲するがままをなせ

九州ジャズ・スポット巡りを中心に興味の赴くままジャズ・クラシック等について不定期に掲載。 タイトルはM・エンデ「はてしない物語」の含蓄に富んだ言葉で、サイト主の座右の銘。 ♪新しい秩序、様式が生まれる時代の幕開けです。この混沌を積極的に楽しんでいきましょう。危ぶむなかれ、行けばわかるさ、です。笑