2022年新春ご挨拶~今後のアップ予定~

明けましておめでとうございます。

昨年は「九州ジャズ・ガイド全3号を世に出す」という大きな目標に向け、遮二無二走り続けた一年でしたが、皆様には様々な形でお世話になり、どうもありがとうございました。

今年はちょっとスローダウンし、わくわくすることを、焦らずゆったり、ゆるゆると楽しんでいきたいと思っておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。

しかし、年始早々、コロナ禍・オミクロン株がまた嫌な感じですね。

この3連休は、少しご無沙汰している宮崎方面に遠征しようと思っていたのですが、ちょっと控えてしまいました。。。年初の仕事が想定以上に忙しかったという話もありますが、県外からの訪問者ということで、各マスター/ママに余計なお気遣いをかけるのも嫌ですので。

まぁ、こんな状況もあり、当面HPでアップしていくのは昨年を振り返った記事。

昨年6月以降、九州ジャズ・ガイド第③号の制作に追われ、このHPはほとんど更新出来ませんでしたが(注)、あちらこちら動き回ったので、ネタには困らない状態。

以下は、私のメモとして書き始めたものですが、折角ですから予告編としてご覧くださいませ。

まず、その1つは、北九州・ジャズ・ストリート52さん。

マスターのジャズが好きなので(セットリストの幅広さ、レコード一枚一枚の面白さ等々、いつ行ってもジャズに浸った!という満足度が高い)、ずっと通っていますが、もし第③号の掲載依頼の必要がなければ、未だに色々なお話は伺えていなかったと思われるお店。

でもご縁があったようで、伺うことが出来て良かった。。。何故このお店で聴くジャズがこんなに面白いのかという秘密の一端を知ることが出来る等、なるほどなぁと唸らされっ放しでした。

次に、一昨年の6月に2代目マスターが急逝するという悲運に見舞われた佐世保の老舗いーぜるさん。

その後、3代目への代替えを図られたことを知り、どんな方が引き継がれたのかな?と恐る恐る伺ったのですが、何のことはない、新店長さんは30年以上この店の常連さん。

そのアット・ホームで温かい雰囲気は健在で、たまたまカウンターでご一緒した明るく素敵な常連さん達も交え、心地良い時間を過ごさせていただいたのもいい思い出の一つです。

そして、マスターが亡くなった後を奥様がママとして引き継がれたお店が二軒、北九州・若松のELLE EVANS (エルエヴァンス)さんと福岡・柳川のFUNCOOL (ファンクール)さん

どちらも老舗ジャズ・スポットですが、前面で店を切り盛りされていたマスターがご逝去された後、こちらもどうなるのかと思っていたのですが、実に失礼で余計なお世話でした。

マスターと一緒に歩まれたその数十年の歳月の尊さ。

まさにこの言葉に尽きると思いますが、その多くの楽しい思い出と共にその長い時間の中で磨かれたママのジャズに対する豊かな感性。

一つの道を一緒に添い遂げることがどんなに素敵なことか。。。心から感動した次第です。

そして、昨年一番驚いたのが、佐賀・七山のFUNNY NANAYAMA(ファニー・ナナヤマ)さん。

久しぶりの訪問だったのですが、何と!味わい深いこの店の名物マスターが一昨年の1月にご逝去。。。前回訪問した時、九州ジャズ・ガイドの執筆を思い切り後押ししてくださった方だっただけに、完成したこの本をご覧いただきたかったし、お会いしたかった。悲しかった。

その一方、お店の雰囲気はこれまでとは少し変わったものの、実に好ましい感じ。というのも、ママは変わらずご健在、かつ。。。ちょっと信じ難いやり手/美人さんのお嬢さん※が2代目マスターとして店を引き継がれることに。しかも、そのかわいい2人の孫が看板娘を務める贅沢な布陣。笑

後日アップする紹介記事をご期待願います!

また、単純に悲しかったのは、阿蘇・山頭火さん(SANTOUKA創庫、山中食堂)のご廃業(注)。

昨年のGW辺りに知ったのですが、従業員を使った居酒屋という形態はコロナ禍自粛の影響も大きかった様で、実に残念なことに。あの味がもう食べれないのかと思うと切ないです。

(それに比べれば、大した話ではありませんが。。。最終的には第③号の「思い出の店」として掲載しましたが、九州ジャズ・ガイド第②号にお店紹介として掲載するべく、ちゃんと記事も書いていたので、それも悲しかった。)

ということで、これらのネタ等で年初は進めていきますので、乞うご期待。

どうぞよろしくお願いいたします。

(注)九州ジャズ・ガイド第③号の制作に追われて、このHPはほとんどアップ出来なかった。。。第①号、第②号ではそんなことはなかったのに、何故そんなことになったのか?

その理由は二つ。

まず一つ目は、これまでこのHPにアップした記事をまとめるだけで良かった第①号、第②号に対し、第③号では上記に挙げたお店を始めとして、多くのお店の紹介文を新しく書き下したので。。。でもそのお蔭で、実に刺激満載な半年になりました。

そしてもう一つは、第③号では特集記事等に妙に凝ってしまったから。

以前、第③号の紹介記事の中で報告済ですが、1975年から2021年までの推移を記した「九州のジャズ・スポットの歴史」等々、あぁじゃ、こうじゃと試行錯誤。作業自体は単純ですが、コロナ禍自粛で先が見えない中、他のことも手につかないし、こちらは精神衛生上もキツかったです。

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汝が欲するがままをなせ

九州ジャズ・スポット巡りを中心に興味の赴くままジャズ・クラシック等について不定期に掲載。 タイトルはM・エンデ「はてしない物語」の含蓄に富んだ言葉で、サイト主の座右の銘。 ♪新しい秩序、様式が生まれる時代の幕開けです。この混沌を積極的に楽しんでいきましょう。危ぶむなかれ、行けばわかるさ、です。笑