鹿児島・Jazz Spot Lileth(リレット) 18/02

鹿児島の繁華街 天文館近くにあるJazz Spot Lileth(リレット)さんはとても素敵なジャズ・ライブ・ラウンジ。このお店から歩いて3分の所にあるmusic&cafe 明日の地図さんに教えていただいた縁で、伺ってきました。

この日は1日3回行われる通常ライブの日。演奏メンバーはマスター古川次男さん(g)、ママ Lileth(リレット)さん(Vo)、その娘 Emily(エミリー)さん(Vo,p)、その息子 亮さん(dr)という家族バンド。

まず、マスター(g)と息子さん(dr)をバックに、Emilyさんが歌われたのですが、これが本当に上手い。。。元々、明日の地図さんで聴かせていただいて良かった鹿児島ジャズ・フェスティバル2017でのママの歌を生で聴いてみたくてここに来たのですが、その前にビックリ!

伸びやかで恵まれた声量と広い声域、その若さにも関わらず、ファルセットや歌のフレーズの最後も情感を込めてきっちりコントロールされるその歌いっぷりには感心!ピアノを弾きながらの歌も含め、しっかり聴かせていただきました。

そして、次にEmilyさんに代わってママのLileth(リレット)さんが登場。。。これは上手いというより、スゴい!Emilyさんが上手かっただけに、シャンソンっぽい情感のこもった歌が引き立って聴こえるという不思議な効果。

最後の1曲だけ家族全員参加で、Emilyさんもピアノとコーラスで入られるのですが、最終ステージのカーペンターズ「クロース トゥ ユー」での母娘のハモりや掛け合いは特に見事でした。

あとこの日、特に面白かったのは母娘二人のFly me to the moonが聴けたこと。。。2ndでEmilyさんが歌われたのですが、最終ステージでママが「次は~」とこの曲のタイトルをコール。その瞬間、袖にいたEmilyさんが「さっき私が歌った」とストップをかけられたのですが、両ステージを聴いていたのは私だけだったので、逆にお願いしてしまいました。

結果は、エヴァンゲリオンの影響で今や誰でも知っている明るく楽しいポピュラーの名曲を歌ったEmilyさんと心に染みるジャズの名曲を歌ったLilethさん、とでも言うのでしょうか?それぞれの良さがあり、この曲の懐の深さが際立ち、実に興味深かったです。

(ちなみに、Emilyさんがジャズとして歌っている時のyoutubeがありましたので、よろしければ、こちらもどうぞ!)

またこの曲でのマスター(g)と息子さん(dr)、同じ歌とは思えないくらい違ったそれぞれの歌にピッタリ伴奏をつけられ、素晴らしかったです。

あまりにも良かったので彼女達のCDを買おうとしたのですが、ほとんど売り切れ。とりあえず、お店にあったこのEmilyさんの2枚目のCDだけゲットして、サインしていただきました。

ママのCDは結局入手出来ませんでしたが、Emilyさんの1st CDは何とか入手出来ました。。。先ほどまでいたmusic&cafe 明日の地図さんに在庫がないかお聞きしたところ、ラッキーなことに「まだあるよ!」とのことでしたので、このライブの後、再訪するという裏ワザを使ったのですが、閉店後にも関わらず、お待ちいただいていたマスターご夫妻、どうもありがとうございました!

何故、そこまでこのCDにこだわったのか?実はEmilyさんのバックが先ほど鹿児島ジャズ・フェスティバル2017の演奏で感心したギタリスト小沼ようすけさん井上銘さんだから。

Emilyさん、2枚目のハモンド・オルガンの金子雄太さんがバックの歌(注)もいいのですが、この1枚目のギターとの歌はまた別の心地良さがあって。。。特に小沼さんと井上さんがDUOでバックを務めている唯一の曲 Fell like making loveは秀逸。聴けて良かったです。

いずれにせよ、想像をはるかに上回った高いレベルの演奏をする家族バンドがいるこのお店。。。驚かされると同時にとてもご機嫌な夜でした。


(注)2枚目のEmilyさんと金子さんが東京・HEAVEN青山で演奏された「 ウイスキーが、お好きでしょ(カバー、一部鹿児島弁Ver.)」のyoutubeがありました。CDにはない曲ですが、こちらも是非!

【駐車場:無(近辺にコインパーキング多数有)、喫煙:可】


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汝が欲するがままをなせ

九州ジャズ・ロード巡りを中心に興味の赴くままジャズ・クラシック等について不定期に掲載。 タイトルはM・エンデ「はてしない物語」の含蓄に富んだ言葉で、サイト主の座右の銘。

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