福岡・大牟田 喫茶 道楽堂 ②19/01

福岡・大牟田にある喫茶 道楽堂さんに久しぶりに行ってきました。

こちらも2年数か月ぶりと随分ご無沙汰してしまいましたが、このとても温かいお店をなかなか再訪出来なかった理由は、単純。場所と営業時間。

福岡・大牟田という福岡と熊本の県境の微妙に遠い距離にあるお店にも関わらず、営業時間が早く終わられるため、地元の方以外は少し訪問しにくい。。。苦笑

ただ今回は、前日の福岡・朝倉の古処さんのファイナル・セッションでママとバッタリ再会!

セッションの最中も雰囲気良くかわいい合いの手を入れておられたこの小柄なママ。。。ご挨拶した際、「また近い内に再訪します!」と思わず言ってしまうぐらい、飛び切り元気で魅力的な方。

そしてこの日の午後は何も考えず、佐賀市内のクラシック喫茶モーツァルトさんでマスターとおしゃべりしながらゆったりとした時間を過ごしていたのですが、ハッと時計を見たら、16時過ぎ。

もしかすると、昨日約束した道楽堂さん、今ならまだ間に合う?

通常ならこんなギリギリの訪問は考えないのですが、このタイミングを逃すとまたいつになるかわからない!と思い立ち、慌ててモーツァルトさんを出て、道楽堂さんへ電話。佐賀市内から大牟田まで地道で40km弱、道が混んでいたこともあって、車で約1時間。何とか、閉店1時間前の17時頃に駆け込みました。

ところが何と!

ママは前夜の二日酔いで、今日はお店に顔を出していないとのこと。笑

でもそのお陰で、マスターとじっくり色んなお話が出来て幸いでした。

このお店は備前焼のお店でもあり、出てくる陶器もしっくり落ち着きますが、店内にたくさん飾られた絵を楽しむのも一興。亡くなられたプロのいとこの作品もあれば、この多彩なマスターが描かれたものもあります。

またマスターはジャズとクラシックの両方聴かれる方で、何枚か聴かせていただいたのですが、そこで浮かんだ疑問。。。JBL L220をメイン・スピーカーとし、ガラードのレコードプレーヤーを真空管アンプで鳴らすこのお店のオーディオ・システム。一体、何が変わったんだろう?

あくまで印象でしたが、以前お聴きした時よりジャズは音の張り出しが良くなり、気持ち良く音を浴びることが出来るようになった一方、クラシックは響きや広がりがスムーズになった?

と、この疑問が大当たり!

機器自体は変えていないものの、マスターが耳を頼りに色々改善を加えられた結果とのことで、マスターも我が意を得たりとご満悦。。。外れてなくて良かった。

ここまで聴かせていただいたのは、マスター達の思い出の1枚 ロリン・マゼール指揮クリーブランド交響楽団のチャイコフスキーの交響曲第4番、グリュミオーのヴァイオリンがとても美しく響いたテレマン、そして、コルトレーンのヴィレッジ・ヴァンガードライブ等々ですが、どれもとっても聴き応え十分。

この頃には既に閉店時間を過ぎていたのですが、恐縮する私に「音楽が語れる客なら、全然いいよ!」とマスターは焼酎を片手に、ほろ酔い音楽談義の時間に。

マスターおススメのヴォーカル アルベルタ・ハンターの味わい深い声に魅せられたり、ビリー・ホリデイのラジオ録音という変わった盤を聴かせていただいたり。。。

そうこうしている内に、途中からマスターがわざわざママを呼んでくださり、改めてご挨拶。

話は色んな方向に飛び、月に1回のセッション・ライブの写真集やママと仲間たちという写真集を見せていただきましたが。。。これらを作る常連さん。開業してもう少しで40年になるこのお店が如何に皆さんから愛されてきたのかを垣間見たような気がしました。

その他、ママの失敗話に腹を抱えて笑ったり、以前訪問した時のイメージどおりの道楽堂さんも十二分に堪能させていただき、温かい気分でお店を後にしました。

それにしても、閉店時間をはるかに超えた上、色々お気遣いを賜り、どうもありがとぅございました。

場所と営業時間的になかなか訪問しにくいお店には違いありませんが、今度はうまく計画して、もっとゆっくり訪問したいと思います。

というのも、今回発見したのですが、酔ったマスターがジャズのレコードに入れる合いの手が実に絶妙でカッコいい!

私もよくいいライブやレコードには合いの手を入れてしまうのですが、私の密かな夢は「カッコいい合いの手を入れられる人になること」。。。この夢に向け、マスターから何か学べるのでは?と思ったりもしたので。笑

ちなみにこの日の早い時間、前日、同じく古処さんでお会いした福岡の名インスタ・コンビ A・IさんとR・Fさんもいらっしゃったとか。。。ここでもニアミスでした。

【駐車場:有、喫煙:不可(お庭でどうぞ!)】


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汝が欲するがままをなせ

九州ジャズ・ロード巡りを中心に興味の赴くままジャズ・クラシック等について不定期に掲載。 タイトルはM・エンデ「はてしない物語」の含蓄に富んだ言葉で、サイト主の座右の銘。

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