ご開業されて今年で4年目となる大阪・南森町のLONG WALK(ロングウォーク)さんは、東京でも流行りつつある「本格的なジャズ」の流れるオシャレなお店。
陽光の差し込む小綺麗な店内、手前の小さなテーブル席で一人の時間を楽しむも良し、奥のカウンターで今年34歳の若いマスターとおしゃべりするも良し。
ちなみに、マスターはハーフでお父さんはスコットランド人ですが、お母さんの妹さんのご主人もそのお友達のスコットランド人で、いとこ会の様相はちょっとスゴい、のだとか。
美味しい食事と清潔感に溢れた雰囲気の中、マスターの感性を通してセレクトされたレコードを楽しみながら、明るく気持ち良く過ごす時間。
特に、それが天気の良い休日の昼下がりであれば、最高だと思います。
ロックからジャズが好きになったとおっしゃるこの若いマスターのかけられるレコードが面白いと神戸のらうさんに連れて行ってもらったこのお店でしたが、個人的に一番面白かったのは、同世代のマスターと楽しそうに話す彼の姿。
というのも、30代でジャズ☆スポットに出入りしている彼の口からため口を聞いたのが初めてで、とても新鮮でしたので。笑
尚、最初に書いた「『本格的なジャズ』の流れるオシャレなお店」の定義ですが、あくまでメインは飲食で、お店の名前にジャズの看板は掲げず、癒される雰囲気作りのためにジャズを流すお店。。。あれ?!これではコーヒー・チェーン店との違いがわかりませんね。苦笑
そのタイプの極端な例を挙げるなら、浜松のトゥルネラパージュさんになりますが、具体的な特徴としては、ジャズを鳴らす装置もジャズ☆スポットと同じようなもの。。。特にスピーカーは見えないように天井埋め込み式にすることはなく、オシャレなディスプレイの一部としても使われていること。また、レコードを鳴らしておられるお店も多く、聴き心地の良いきれいな音が特徴的。
また、快適な空間作りを第一にお考えになられることから、店内の喫煙が不可であることもその特徴でしょうか。苦笑
そして、そのようなお店をジャズ☆スポットと呼ぶのかどうかは意見の分かれるところですが、私はそのマスター/ママが持っておられるジャズに対する想いによると思っています。
ただ、ジャズ☆スポットであろうがなかろうが、そんなことはどうでもいい話。
その狙いどおり居心地のいいお店であることには違いはなく、今後の主流になっていくのも恐らく間違いないでしょう。
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