ブルックナー交響曲第5番今回、ご紹介する曲はブルックナーの交響曲第5番。私の大好きな作曲家ブルックナーの中でも、いつの頃からか、一番好きな交響曲。この曲の良さ。それは、眼前に厳かに聳え立つ巨大な石の神殿の如く、峻烈で、ともかく媚びがないこと。それは、元々、甘みの欠けがちなブルックナーの交響曲の中においても、飛び抜けての印象。そして、その良さを最大限に実感出来るのは、チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の東京ライブ盤です。10Feb2024~クラシック名盤紹介他~
私のシベリウス ②-4 おススメの曲おかわり+αこの頁では、これまでにご紹介出来なかった作品や演奏等をご紹介いたします。また「+α」には、今回私が学んだことを掲載。こちらは今後も私自身のメモとして、追記・改訂いたしますが、ご参考まで。【最新改訂:23.2.5】【お願い】1.演奏は基本的にYoutubeの実演動画付きを選んでいます。これはシベリウスに限りませんが、目から入る情報はとても大切。「あぁ、この音はこの楽器から鳴っているんだ!」「指揮者はここでこんな柔らかい音を要求しているんだ!」等々、色々な情報を得ることが出来ますので、出来れば、音楽と共に画像もお楽しみください。2.もしリンク先のYoutubeが曲の途中から始まるようでしたら、申し訳ございませんが、最初に戻してからお聴き...02Feb2024~クラシック名盤紹介他~
私のシベリウス ②-3 おススメの曲さて、いよいよ「私のシベリウス」のクライマックス、「おススメの曲」の発表です。選ばれる曲は、前頁「②-2」の「3.(作品の)分類結果一覧」で大体の目星はついたと思いますので、後はどのようにご紹介するのかが、腕の見せ所。紹介コースを3つご用意いたしましたが、ボリュームがかなりありますので、何回かに分けて、少しずつお楽しみくださいませ。【お願い】1.演奏は全てYoutubeの実演動画付きを選んでいます。これはシベリウスに限りませんが、目から入る情報はとても大切。「あぁ、この音はこの楽器から鳴っているんだ!」「指揮者はここでこんな柔らかい音を要求しているんだ!」等々、色々な情報を得ることが出来ますので、出来れば、音楽と共に画像もお楽しみく...23Jan2024~クラシック名盤紹介他~
私のシベリウス ②-2 聴くコツと作品分類さて、ここまで「耳馴染みが悪い」「繰り返し何度も聴かないとわからない」と散々脅かしてきたシベリウスの作品ですが、本当にそこまで馴染みにくいものでしょうか?実は、その答えは、ノー。19Jan2024~クラシック名盤紹介他~
私のシベリウス④私がハマったキッカケ20世紀初頭に活躍した北欧フィンランドのジャン・シベリウス。私がクラシック音楽を聴くようになってから一番最初にハマった作曲家であり、その後、私の人生にずっと寄り添ってくれている数々の名曲を書いた作曲家。今回は、私がシベリウスにハマったキッカケについてご紹介します。08Jan2024~クラシック名盤紹介他~
私のシベリウス③年表私がこれまで学んできたシベリウスについて、年表形式でまとめました。私自身のメモとして、今後も追記・改訂いたしますが、ご参考まで。尚、文中の[〇歳]の表記は、シベリウスが12/8生まれなので「その年の12/7までの年齢」を記載。また、参考・引用した原典は最後に記載した【参考資料】のとおりです。【最新改訂:24.2.5】ジャン・シベリウス(Jean Sibelius) 1865年12月8日 - 1957年9月20日1865年12月8日 ヘルシンキの北方約100km、ロシア帝国の自治領・フィンランド大公国のハメーンリンナで誕生。出生名はヨハン・ユリウス・クリスチャン ・シベリウス(Johan Julius Christian ...08Jan2024~クラシック名盤紹介他~
私のシベリウス①序章明けましておめでとうございます。色々思うところの多い年明けでしたが、今の自分が出来ることを精一杯やっていこうと考えております。今年もよろしくお願いいたします。07Jan2024~クラシック名盤紹介他~
ブルックナー交響曲第4番このブルックナーの交響曲第4番はその「ロマンティック」という名において、昔は初心者向きと思われていた時期がありました。かく言う私自身、その言に流され、初めて聴くブルックナーにこの曲を選択してしまった一人。。。、高校の入学祝いでブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団のLPを買ってもらった(注1)のですが、長いばかりでその当時の私には全く理解出来ず、その後15年以上のもの長きにわたり、ブルックナーを敬遠するキッカケになったという悲しい思い出を持った曲でもあります。苦笑(注2)チェリビダッケさんの交響曲第7番でブルックナーに目覚めてからようやく好きになれたこの曲ですが、最初に気に入り、未だに一番好きなところは第4楽章のフィナーレ、最後の...13Jan2020~クラシック名盤紹介他~
ストラビンスキー バレエ音楽「春の祭典」ストラビンスキー(1882-1971)の代表作 バレエ音楽「春の祭典」。Wikipdiaを検索してみたところ、一番面白かった記述は、「現在主に使用されるのは1967年版」というところ。。。ということは、初演の1913年から54年後(85歳!)に改訂し、そこからまた半世紀以上が経ったということ。26May2019~クラシック名盤紹介他~
ドビュッシー 交響詩「海」春のうららかな陽気を感じる等、ちょっと幸せな気分になった時に聴きたくなる曲が、ドビュッシー(1862-1918)の交響詩「海」。昨年(2018年)没後100年を迎えたドビュッシーですが、この曲の楽譜の表紙にこんな形で葛飾北斎の絵を使用したセンスの良さには感心するばかり。06Apr2019~クラシック名盤紹介他~
シベリウス 交響曲第3番今回は私がクラシックを聴くようになってから一番最初にハマった作曲家、ジャン・シベリウスの曲から、交響曲第3番をご紹介します。 もう今から34年前になる1982年、TDKオリジナル・コンサートというFM東京のクラシック番組が企画した「シベリウス・シンフォニー・ツィクルス(交響曲全7曲を演奏)」、 ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団の創立100周年記念来日公演は、今聴いても実にレベルの高い演奏でした。その演奏を数週間にわたりエア・チェックした録音は愛聴テープとして何度も聴き返しましたが、その中でも好きでよく聴いていたのが、今回の交響曲第3番。ということで、おススメは当然ながら、このオッコ・カム指揮ヘルシンキ・フィルハーモニ...08Oct2016~クラシック名盤紹介他~