宮崎 高鍋・DOLPHY(ドルフィー) ②18/07

<8/1にアップしたはずが、間違って一時保存になっていました。。。汗>

宮崎遠征「南九州ぐるっと反時計回りツアー」の最後を飾ったお店は、「ジャズ喫茶/バーが2軒、クラシック喫茶が1軒もある文化の町」高鍋町のお店DOLPHY(ドルフィー)さん

前回、この九州ジャズロード巡りの中で「こんな多彩な人はいない」と書かせていただいたマスター、イサヒロさんのお店ですが、やっぱりこの方は面白い!

時間がある限り、留まるところを知らず、怒涛の如く次から次へと色んな話が飛び出すのも相変わらずのイサヒロさん。

そんな中で、今回一番意外で心に残ったご発言は、「この歳になって、ジャズは芸術というよりエンターテインメントとして楽しめればいいと思うようになった。芸術とか自己主張はその中にあればいい」。

このお言葉自体、とても含蓄が深く、色々なことを考えさせられ、心にかなり残りました。

その一方、これをおっしゃったイサヒロさんは子供の耳を塞がせた(上の写真右下。笑)爆音フリー・ジャズのSAX奏者(上の写真中央)で「フリー・ジャズは表現したい何かを持った演奏者が一生懸命表現しようとするけど届かない、でもそのもがき苦しんでいる姿・過程から感じるもの」という趣旨のことをおっしゃっておられた方だけに、かなり意外。。。この変化はイサヒロさんにとっては進化なのでしょうか? 


次に一番感心したことですが、子供の頃からこれまで行かれたライブやコンサートのチケットを全部きれいに貼っておられたこと。

このお店には、イサヒロさんの多岐にわたる分野のコレクションが所狭しと飾られているので、蒐集癖が強い方であることは理解していましたが。。。子供の頃に始めたことをずっと継続されてきたその尋常ならざる意思の強さにはほとほと感心。

そのチケット・アルバムの中にはお宝みたいなチケットも混じっていて、古き良き時代を想像させられました。

1枚1枚の思い出を語り始めると恐らく止まらなくなると思ったので全部は聞きませんでしたが(笑)、ピックアップしてお聞きした中にも、それだけで1冊本が書けてしまえるのではないか?と思うぐらい、興味深いお話もありました。

ご興味がおありになる方がいらっしゃったら、直接、イサヒロさんにご確認くださいませ。

また、一番興味を持ったのは、「宮崎に素晴らしいギタリストが戻ってきた」という前置きから始まった天満俊秀さんのお話。

そこからヴァイオリンの名手・作曲家として有名なパガニーニにヴァイオリンとギターの作品があるという話に。。。これもお持ちのレコードを聴かせていただいたのですが、思いの外、面白い曲でびっくり!

そして話は元に戻り、その天満さんが奥様である智恵子さんと一緒に、和洋の楽器でアイルランドやスコットランド、そして日本の民謡を中心に演奏活動する謡楽舎(ヨウラクシャ)というユニットを結成し、その芸術を本物にするためにこの高鍋町で甘藷(サツマイモ)農家としての活動も始められたとのこと。

この取り組み自体もとても興味深かったですが、「彼らのこれからの音楽には、この経験の中から滲み出るものがあるはず」と彼らを温かく見守るイサヒロさんのお言葉に、これまで知らなかった一面も垣間見れたような気がして、こちらも興味深かったです。

最後に一番笑わせていただいたのは、前回私が書いた「こんな多彩な人はいない」に対する古くからのご友人のご指摘「三日も一緒にいればわかるのにね」。。。いいご友人をお持ちで、このお話には大爆笑。

まず最初にこのご友人にお会いしたい気もしますが(笑)、イサヒロさんをちゃんと理解するためにも、早くあと一日、通わなきゃ!です。

【駐車場:無(電話して聞くことをおススメします)、喫煙:可】


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汝が欲するがままをなせ

九州ジャズ・ロード巡りを中心に興味の赴くままジャズ・クラシック等について不定期に掲載。 タイトルはM・エンデ「はてしない物語」の含蓄に富んだ言葉で、サイト主の座右の銘。

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