鹿児島・Jazz喫茶 順刻堂(ジュンコクドウ)②18/09+19/01

鹿児島市内にあるJazz喫茶 順刻堂(ジュンコクドウ)さんを久しぶりに訪問してきましたが、相変わらずこのお店のゆったりと落ち着いたお洒落な空間は居心地の良さも抜群。

マスターとは先日鹿児島のジャズ2018でお会いしたばかりですので、ご挨拶もそこそこにカウンターに座らせていただき、アイス珈琲を注文させていただいたのですが。。。あれ?でも、前回と何かが違う。もしかして?!と思って聞いてみました。

「マスター、アンプを変えられました?」

残念、ハズレ。。。奥に鎮座しているアルテックのスピーカーの鳴りっぷりが良くなったように思えたので、そう聞いてみたのですが、下の写真は前回の写真。

もうおわかりになられましたよね?そう、変わったのはアンプではなく、スピーカーでした。

このウーファーの上に置かれた渋く金色に光るラッパ。。。この独特なホーンは、このお店の常連さんでオーディオ・マニアのNさん(注1)に手配してもらったものだそうですが、これが本当にいい鳴りっぷり。

そしてNさんのお話をしていたら、噂をすれば何とやらで、本当にご本人が登場!

それにも驚きましたが、お聞きしたところ、このホーンは楽器のホルンを安く仕入れ、ラッパの部分を切り落として再塗装してつないだものだそうで、その事実にもびっくり。

以前との具体的な違いを聞かれても印象でしか答えられませんが、Nさんも「高域がしっかりすると低域がしっかり聴こえる」とおっしゃっておられましたので、恐らくそうだと思います。笑

もし以前の音をご存知の方は、その時との違いも楽しみにして是非ご再訪くださいませ。

上記写真は18/09時点の営業日です。変更の可能性もあるので、遠くからお越しの際は事前に確認電話を入れられることをおススメいたします。

今年3月にあった九州ジャズ・ユニオンにもご出席される等、フットワークが軽く、若い世代の九州ジャズ喫茶を代表するこのマスターが主宰されるこのお店。今後どのようにご発展されていくのか、とても楽しみにしております。

【駐車場:有、喫煙:不可】


(注1)この日はマスターが業務に追われておられたこともあり、マスターが大の山下達郎ファンであることはわかりましたが、残念ながらそれ以上はゆっくりお話を伺うことが出来ませんでした。

ただその代わり、このNさんとのオーディオ談義で盛り上がり、楽しい時間を過ごさせていただきました。

実はこの翌日、Nさんのオーディオ・ルームを訪問させていただいたのですが、元々の発端は先に挙げた九州ジャズユニオンで初めてお会いした時にオーディオ談義で盛り上がったことで、今回の鹿児島弾丸ツアー2018Sep.もこれがキッカケで計画した企画。

ようやく伺うことが出来たNさんのオーディオ・ルームですが、コンセプトが全く違う2つの部屋をお持ちで、それぞれのマニアックさは想像以上。驚きを越えて呆れてしまいました。笑

まず最初は、順刻堂さんと同じホーンが乗ったシステムですが、その部屋の形状も生かした柔らかい響きはジャズだけでなく、クラシックも心地好く聴けるもの。

そして、こちらがメイン・システムですが、これはトランペットのマウスの震える所を再現したいとおっしゃるまさにNさんの世界。

そして、色々な愛聴盤を聴かせていただきましたが、このブルー・トレインのステレオ盤とモノラル盤の聴き比べは特に楽しかったです。

Nさんは恐らくこれからも改善を積み重ねていかれると思いますが、そのオーディオにかける情熱の強さには頭が下がる想いがしました。

この数か月、オーディオ・マニアの方々のシステムを聴かせていただきました(注2)が、皆さんの情熱ぶりを目の当たりにして思いましたが、やはり私は「オーディオ・マニアの端くれ」ですらなく、「オーディオ愛好家」を名乗るぐらいが妥当なようです。苦笑

(注2)Nさん以外をご参考まで ①ジャズ評論家 後藤誠一さんのシステム ②Jazz Bar FIRST(ファースト)のマスターのご自宅のシステム


【2019.2.1追記】八代~鹿児島・超強行弾丸ツアー2019Jan.の2日目に再訪してきましたが、またちょっと雰囲気が変わった?

これまでより少しボリュームが上がり、お店としての落ち着きが出たように思いましたし、何より、マスターが親しみやすい雰囲気はそのままに堂々としてどっしりした感じ。。。ご開業されてもうすぐ5年。お客さんも結構いらっしゃいましたし、全てにおいて余裕が出来てきたということでしょうか?

マスターって、こうやってマスターらしくなっていくんだなぁ、と変に感心してしまいました。

この日は、事前にこのお店の常連さんお二人にも連絡させていただき、以前、オーディオ・ルームを訪問させていただいたNさん(上記注1)と、先日の古処ファイナル・セッションでMCの大役を務められた久山さんと嬉しい再会。

トミー・フラナガンの随一の弟子というピアニスト 寺井尚之さんやそのお店Jazz Club OverSeas(オーバーシーズ)さんというお店を教えていただいた上、その奥様・珠重さんのINTERLUDEというジャズの勉強になるサイトを教えていただけたのは、ありがたかったです。

また、マスターが最近ハマっているピアニストとしてポール・スミスをご紹介していただいたり、お店のスタインウェイがピアノの発表会や練習に使ってもらえるようになった話や、先日、熊本・大津のハロー通りさんに来たのと同じ豪州人が来た話やら、色んなお話をさせていただきました。

その中でも特筆すべきは、今、読んでいる本と言って紹介してくださった「そして、風が走りぬけて行った―天才ジャズピアニスト・守安祥太郎の生涯(植田沙加栄著)」。

それって、前日、八代・ファーストのマスターから教えていただいたばかりのモカンボ・セッションの主人公?!

同じく、そのファーストさんで久山さんと約30年前に一緒につるんでいたMさんにお会いしたことも併せて、いつもながら、縁☆サーフィンを大いに楽しませてもらいました。

その後いらっしゃった常連さんともおしゃべりさせていただきながら、ゆっくり時間を過ごし、3/10の九州ジャズユニオンでの再会を約束してお店を辞しました。


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汝が欲するがままをなせ

九州ジャズ・ロード巡りを中心に興味の赴くままジャズ・クラシック等について不定期に掲載。 タイトルはM・エンデ「はてしない物語」の含蓄に富んだ言葉で、サイト主の座右の銘。

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