福岡 久留米・coffee&music Eight Modern(エイト・モダン)③18/09【KURUME JAZZ Interaction 2018, 田中菜緒子 Home,KUSUMUSIC】

福岡・久留米の六ツ門商店街にある老舗ジャズ喫茶 coffee&music Eight Modern(エイト・モダン)さん。。。ふとこのお店の名物料理U.F.Oが食べたくなって、ちょっと遅いお昼でしたが、久留米で寄り道をして顔を出して来ました。

U.F.Oをあっさり平らげ、アイス・コーヒーを飲みながら、カウンター席の端でぼっ~と眺めていましたが、入れ替わり立ち替わり入って来られるお客さんをマスターが一人で流れるようにサバいていかれる様は、いつもながらの風景とは言え、やっぱりスゴい!の一言。

その秘訣の一つは、空いている時間もその後の準備に余念がないこと、なのですが。。。そのほとんど話をする余裕もない中でも、あちらこちらと色んなお話を交わされるマスター。そのお姿はもはや名人。

そんな中でも隙を見ていつもながら色々なお話を伺ったのですが(笑)、特に興味深かったのは「久留米発」の企画二つ。。。一つ目は来月11/7(水)18時から久留米シティプラザで行われる「KURUME JAZZ Interaction 2018」。

まず驚いたのは、その豪華な出演者(注1)!私的には、以前何度か福岡・天神 JAZZ BAR Browny(ブラウニー)さんで聴いた鈴木良雄さん(b)と山本剛さん(p)がそれぞれのバンド(しかも、山本さんのバンドには私の大好きなドラマー藤山E.T英一郎さんの名前も!)で、更には、同じくBrowny(ブラウニー)さんで聴いた宮之上貴昭さんとMAYUMIさんがまた聴けること、そして、先日の久留米・ルーレットの打ち上げ以来、是非聴いてみたいと思っていた西田麻美さんも聴けること。。。動機が沢山あり過ぎて(笑)、平日の開催にも関わらず馳せ参じることにしました。

ただ、何故こんな楽しそうなお祭りを集客が見込める土日ではなく平日に行うのかと不思議だったので、チケット発売で協力されておられるマスターにお聞きしたところ、昨年オープンした久留米ホールの平日稼働率を上げようという試みの一環だから、という素晴らしい目的にビックリ!

そして二つ目は、ジャズ・ピアニスト 田中菜緒子さんがこの7月に発売された「久留米発」という不思議な修飾語がつくCD「Home」。

この修飾語の意味は、久留米出身アーティストのロックやポップスの名曲(注2)を久留米出身の田中さんがアレンジして演奏、更には録音等も全て久留米で行っている="MADE IN KURUME"という、これまであまり聞いたことのないコンセプトに基づいているから、とのこと。

しかも!その装丁の中で使われている4枚の絵。。。よくよく見てみると、Tutomuというサインが???

これはエイトモダンさんに掛けられているマスターの絵(注3)で、見慣れた同じサイン。

ということで、これらの装丁画はマスター井手勉さんの作品で、これも"MADE IN KURUME"の一環。。。その裏話を教えていただいたのですが、この企画の中でマスターがこの装丁のために新しい絵を2枚依頼され、その試作としてお店にあったポスターの裏紙に水彩画で描かれたのだそうです。ところが、それらを田中さんに見ていただいたところ、これがいい!とそのまま採用になってしまったのだとか。確かに、これで十分な気はしますが、何とも男前な方でその演奏共々、気に入ってしまいました。笑

ところで、この二つのとても興味深い「久留米発」の企画ですが、その仕掛人の一人は、KUSUMUSICさん。。。この名前に聞き覚えがない方も、1987年に今の南阿蘇村で行われた伝説の野外ロック・フェスBEAT CHILD(注4)をご存知、もしくは覚えておられるでしょうか?

KUSUMUSICさんはこの全国的に有名なイベント等を企画・運営をされてきた会社ですが、その代表 岡本勝時さんが、この度地元・久留米に戻ってこられ、そこから始まったとのこと。

ということで、今後、久留米発の企画には、要注目、です。

【駐車場:無(近隣にコインパーキング多数有)、喫煙:可】

(注)出演者の詳細は、1.鈴木良雄 BASS TALK:鈴木良雄(b)/井上信平(fl)/野力奏一(p)/岡部洋一(per,ds) 2.山本剛スペシャルバンド:山本剛(p)/香川裕史(b)/藤山E.T英一郎(ds)/田部俊彦(sax) 3.宮之上貴昭グループ:宮之上貴昭(g)/青木弘武(p)/井島正雄(b)/平山惠勇(ds) 4.ゲスト:西田麻美(vo)、MAYUMI(vo)

(注2)曲順のタイトルとアーティスト:1.そろばん踊り(久留米ゆかりの曲?)、2. Blue Moon Stone(The Checkers)、3. Friday(上田真梨恵)、4. SWEET MEMORIES(松田聖子)、5. You may dream(Sheena&The Rokkets)、6. 僕たちの未来(家入レオ)、7. Rock'n Rouge(松田聖子)、8. ガチョウの物語(The Checkers)、9. After'45(ARB)、10. Home(田中菜緒子)

(注3)マスターのお店に飾っている絵は結構頻繁に変わっていくのですが、以前も少し触れましたが、作品によっては売っていただけるかも?です。もし店内に気に入った作品があれば、マスターにご相談くださいませ。

(注4)野外ロック・フェスBEAT CHILDは日本初のオールナイト・ロック・フェスティバルであり、その出演者が今となっては夢のような顔触れ(THE BLUE HEARTS、岡村靖幸、白井貴子、HOUND DOG、BOØWY、尾崎豊、渡辺美里、佐野元春等)。更にはその夜、大雨が降ったことから観客に失神者が続出する等、今ではあり得ない事態になったこともその伝説の一部。2013年に公開された映画『ベイビー大丈夫かっ BEATCHILD1987』でその時の映像を観ることが出来たらしいのですが、私は残念ながら見逃してしまいました。涙


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九州ジャズ・ロード巡りを中心に興味の赴くままジャズ・クラシック等について不定期に掲載。 タイトルはM・エンデ「はてしない物語」の含蓄に富んだ言葉で、サイト主の座右の銘。

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