春の嵐が一部の九州のジャズ・スポット(注1)に吹き荒れたのは、つい先日のこと。
ある女性が九州各地のジャズ・スポットを縦断したのですが、福岡~長崎~佐賀~鹿児島~熊本~大分を2泊3日で移動するという強行スケジュールで、その無鉄砲としか言い様のない眩しい情熱と行動力には脱帽・感動。。。
しかも、それが20歳そこそこの可愛い神戸のお嬢さんだったことから、各地は大騒ぎだったとか。笑
また一方、先日鳥栖でお会いした各地のジャズ・スポットを巡っておられるというお兄さん。
初めてのお店に飛び込み、端に座ってじっとそのお店の雰囲気を味わい、帰り際にマスターと少し会話をし、御礼を言って去っていかれたのですが。。。
そこにあったのは、お店に来ることが出来た喜び、そこで過ごした時間、マスターとの温かい心の交流、全てをひっくるめた満足感・充実感でしょうか?
最初の事例に比べるとかなり地味に聞こえますが、これがまた実に素敵な光景でした。
そして、彼らを見て改めて思いました。
あぁ、ジャズ・スポットを巡ることは冒険なんだ。。。と。
初めてのジャズ・スポットに飛び込むことはやはり怖いこと。(注2)
私自身、これだけ回って多少慣れたとは言っても、未だにそう思いますし、ましてやあちらこちらのお店に飛び込むことは本当に勇気のいること、スゴいこと。
ただ、勇気を持って乗り越えた時に初めて得られるかけがえのない充実感。
行きたいお店へ行き、そこから生まれる新しい縁で想像もしなかった方向へ誘われ、またそこで生まれる新たな縁。(注3)
自分のやりたいまま、感じたままを実行することでどんどん広がる世界。
そんな夢のような冒険。
今後、そんなジャズ・スポットを巡る冒険に挑む人のことを「ジャズ冒険者」と呼びたいと思います。
私自身、一人のジャズ冒険者として、今後もこの冒険を楽しんでいきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。
そして、ジャズ冒険者たちへ送るエールは。。。
汝が欲するがままをなせ!
そして。。。
Que tenga buena suerte!(無茶苦茶ツイていますように!)
(注1)ジャズ・スポットという言葉を私はジャズ喫茶やジャズ・バーの総称として使用しています。また私の経験上、ジャズ・スポットはパワー・スポットの一種のようで、行けば行く程、元気になれるみたいです。
(注2)ただ怖いとは言っても、ありがたいことに酔っぱらい客に絡まれる危険性が少ないことやボッタクリのお店がないことが、ジャズ・スポットの隠れたウリの一つ。。。良くも悪くもジャズと名のつくお店には、酔っぱらいどころか、一般的なお客さんもなかなか寄りつきませんので。苦笑
(注3)縁が縁を呼ぶ状態を私は縁☆サーフィンと呼んでいますが、そうなったら恐ろしいまでの偶然やら幸運やらが重なります。でも不審に思わず、迷わず行ってください。行けばわかるさ!ですから。
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