私が文中で時々使っている「縁・サーフィン」という言葉がありますが、これは九州ジャズ・ロード巡りをしている中で思いついた造語です。
というのも、この九州ジャズ・ロード巡りは縁に導かれているとしか思えないことが頻発し、それに積極的に乗っていくと思わぬ所までどんどんつながっていくので、「ネット・サーフィン」をモジってそう名付けました。
しかし、この「縁・サーフィン」は不思議としか言いようがなく、全く予測可能、面白くて仕方ありません。
元々、せっかくロードスターを手に入れたので、ドライブのついでに九州中のジャズ喫茶/バーを巡ったら楽しいのでは?!という単なる思いつきから始めた九州ジャズ・ロード巡りが、いつの間にかそのためにドライブをするといった本末転倒現象を起こしたのは愛嬌として。笑
その中で出会うことが出来たマスターやママ、更には常連さんや一見さんとの多くの縁が新たな縁につながったり、発見があったり、逆にその縁に助けられたり。。。
例えば、私の体験から導き出された鉄則「マスターから教えてもらったおススメ・ライブに外れなし!」もそうですし、そのマスターから教えていただいたライブに出掛けたら、その出演者から別のライブを教えてもらい、また凄いライブに遭遇した、というのもよくある縁ではないでしょうか?
ここまでの九州ジャズ・ロード巡りでの縁を思い返してみるだけでも、不思議としか思えない縁がいくつもありました。
行くはずもなかったライブに縁が出来、頑張って行ったら、想像もしていなかった素晴らしい日になった菅野邦彦さんつながりの縁。
全く知らなかったお店に紹介されて行ってみたら感無量な体験が出来、更にはまだその先がどう続くか現時点で終わっていない河童つながりの縁。
初めて行ったお店で知り合った一見さんから得た情報を元にお店を訪問したら、その日は年に一回のお祭りで目からウロコが落ちたBLOW UP!の縁。
そもそもこの九州ジャズ・ロード巡りも、田代俊一郎さんが「九州ジャズロード」という本を書かれたからこそ等と感謝していたら、隣の席に座られた方が田代さんの幼馴染みの大親友だったという風土さんの縁。
そして、九州ジャズユニオンに参加させていただいた際にご挨拶させていただいただけの久留米ジャズクラブ代表の江越氏がわざわざご連絡いただき、紆余曲折の末、本当にご挨拶させていただいた田代さんとの縁等々。。。
更には、行く店行く店の使っているスピーカーが何故か同じだったとか、お店に行ってみたら休みで仕方なく行った次のお店で思いがけない濃密な時間が過ごせた等々、結構よく起こる縁まで含めるといくらでも例は挙げることが出来ますし、思い当たるところもあるのではないでしょうか?
ということで、縁にはいいものと悪いものがあるとも思いますが、その縁に悪意がないと判断したら、是非「縁・サーフィン」に乗ってみてはいかがでしょうか?
コツはただ一つ、誘っていただいたら基本的に乗ることを前提に考えること。何事もやってみないと何も始まらないですし、いくら想像してみても現実は想像をあっさり上回ります。そして何より、ダメでもすぐに引き返せばいいだけですので。笑
尚、これも経験則ですが、途中で急にうまく行かなくなった時は無理に固執しないこと、縁がなかったとあっさり止めること。。。流れに背き、強引にその縁を掴みに行くとロクなことにならないので、ご注意を。(2018.3.16、2020.2.14、2020.10.4追記・改訂)
0コメント