【紹介:次のライブが楽しみなお店】熊本・Kitchin&Music九品寺Smile(クホンジスマイル) 23/03

熊本市内の中心近く、電停「九品寺交差点」から徒歩6分。

選りすぐりの面白いライブ※1と本当にこの値段で大丈夫?!という安くて美味しい定食※2に魅かれ、いつもお世話になっているKitchin&Music九品寺Smile(クホンジ スマイル)さん(FBはこちら)。

いつも温かく迎えてくださるマスターとママのお店ですが、あと3ヵ月でご無事の4周年。

お二人共、まだまだお若いので、まだまだ頑張っていただけると思っているこのお店。

尚、このお店に通う中で、個人的に楽しみにしているのは、ママのヘアースタイル。

この変わりっぷりが、毎回、なかなかの見もの。


併せて、お楽しみに!

※1:選りすぐりの面白いライブ

コロナ禍自粛の影響をモロに被ったこの4年弱でしたが、それでももう80本以上のライブをご開催。

マスターのこだわりと熊本にこのぐらいのいい箱がないという状況がマッチした結果、どんどん面白いライブが開催されるという好循環。

この流れはまだまだ続くと思われますので、乞うご期待!です。

※2:本当にこの値段で大丈夫?!という安くて美味しい定食

私のお気に入りは、日替わり定食(上の写真は一例)。お店のFBにアップされる「今日のメニュー」をチェックし、気になったら、マスターに「まだありますか?」と聞いてから訪問するのが、いつものパターン。

そして、こんなメニューが現時点に至るまで、珈琲付700円。

この土日限定の手作りハムバケットサンドも大好きなのですが。。。いずれにせよ、ともかく安過ぎ。

マスターの意地と物価の高騰の対決ですが、このお店のファンとしては、お店の存続第一でお願いしたいと切に願う次第です。


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【以下、20/6初出・20/9追記改訂した記事を転載】

熊本市内の中心近くにあるKitchin&Music九品寺Smile(クホンジ スマイル)さん(FBはこちら)が、この6月3日に無事1周年を迎えられました!

新型コロナの影響で経営計画は大きく狂ったと思いますが、お店として一旦軌道に乗った後で良かったというべきでしょうか。

前回(コロナ禍もあり半年以上前になってしまいました。苦笑)、マスターと約束したとおり、この日は夕飯を食べに訪問したのですが、何とありがたいことに700円のランチ価格。

ランチの残りがあれば夜定食としてご提供していただけるとのことです。ご馳走様でした。

この日は他にお客さんがいない状況※でしたので、アルテック・ヴァレンシアというこの往年の銘スピーカーから流れる心地好く上質なジャズ(注)をBGMにマスターから色んなお話をお聞きすることが出来ました。

※マスターにはとても言えませんでしたが、これはコロナ禍の今ならでは。私にとっては有難いタイミングでした。

こちらが、マスターからいただいたサイン。

大学時代からちょうど40年、住み慣れた京都から地元熊本に戻られ、始められたこのお店。

マスターのライブへのこだわりは、ご自身がジャズを聴き始めた大学時代、ケニー・バレルのライブでジャズに開眼されたから。

(その他、同志社大学の学生会館でソニー・ロリンズを聴かれたりもしたそうです。。。羨ましい。)

ちゃんとしたジャズに触れる機会さえ増やすことが出来たら、ジャズ人口はもっと拡がる。それには一流のミュージシャンのライブを聴いてもらうに限る。リスナー目線で聴きたいライブを提供したい。。。

そんなマスターの信念と決意の現れが、このグランド・ピアノを据え置いた常設ステージ。

これはつい先日、開催されたばかりの硬派なライブ。

工藤隆さんのピアノ・ソロ。

工藤さんは以前、福岡・Bar 柑(カン)さんで聴かせていただいたこのDOUQ・TRIO・FINALのアルバムがあまりにも良かったので、一度聴いてみたかった方。

その外見からは想像出来ないささやくような超スローの美音には驚かされました。

そして、この後も「市民会館でも県劇でもなく、九品寺にやってくる!」というキャッチ・コピーが秀逸な本多俊之さんや元フライド・プライドの横田明紀男ご夫妻等、ビッグ・ネームのスペシャル・ライブが続くとのこと。

本当は満席まで入れたいのだけど、3密規制があるので、と嘆息されるマスター。

残念ながら私も上期末決算で観戦出来ませんが、一人でも多くの方がジャズに目覚められますことを祈念いたしております。

【駐車場:無(近隣にコインパーキング多数有)、喫煙:不可】

(注)マスターは90年代、00年代のスマートでカッコいいピアノ・トリオもお好きとのこと。

私が以前訪問してお世話になった大阪・通天閣にある澤野工房さんのアルバム等もお好きなようで嬉しくなったのですが、同じように高いレベルの個性が揃って紡ぎ出すアンサンブルはBGMとして聴いても気持ちいいのです。

その他の九品寺スマイルさんのページへ ①19/11


※このお店は弊著「九州ジャズ・ガイド 第①号( ↓ )」掲載店です。

もちろん、先日発売したばかりの「総集編」にも掲載されておりますので、よろしくお願いいたします。 

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汝が欲するがままをなせ

九州ジャズ・スポット巡りを中心に興味の赴くままジャズ・クラシック等について不定期に掲載。 タイトルはM・エンデ「はてしない物語」の含蓄に富んだ言葉で、サイト主の座右の銘。 ♪新しい秩序、様式が生まれる時代の幕開けです。この混沌を積極的に楽しんでいきましょう。危ぶむなかれ、行けばわかるさ、です。笑