鹿児島いちき串木野・JAZZ & AUDIO喫茶 パラゴン ②17/07

前回、パラゴンさんを訪れた時にどうしても気になったパラゴン・フルボリュームタイム。そして、遂に行ってきました日曜夜10時からの2時間。あっという間に過ぎ去ってしまいましたが、非日常的な至福の時間でした!

それにしても、この鹿児島・いちき串木野にあるJAZZ & AUDIO喫茶パラゴンさんのJBLパラゴン。本当に独特で不思議で魅惑的。。。

このお店の天井はさほど高くないのですが、あのボリュームで鳴らしても、下手なホーンスピーカーみたいな暴力的な鳴り方をしていないせいか、お店の面積がそれなりに広いせいか、店全体がいい反響をしているせいか、理由はよくわかりませんが、どこで聴いてもいい感じです。。。(注)

それより前回も書きましたが、楽器 パラゴンの奏でる魅力的な音色、リズム感、スピード感、そして何よりグルーヴ感をそれぞれの席で楽しめばいいように思いました。

色々なアルバムを聴かしていただきましたが、弾むような生命力豊かなベース、鮮烈に炸裂するシンバル、その上で奔放に歌うメイン楽器。マンハッタン・クインテットの2本のホーンの絡みのカッコいいこと!演奏者がわかりませんでしたが、欧州系最新ジャズ・アンサンブルの一体感のカッコいいこと!

最初はオーディオ・オタク的に「あれほど支配的に見えるのに、入力ソースの素性をありのままに反映するパラゴン。そのくせ、やっぱりその音はパラゴンだったりする訳で。。。」等とブツブツ考えながら聴いていたはずが、いつしかオーディオが消えて、イェ~!等と呟きながら「バラゴンの演奏」にのめり込んでいる自分がそこにいました。笑

それにしても、パラゴンさんの集客力の高さにはビックリ!前回も驚かされましたが、何と日曜夜10時以前にいたお客さん数人に10時を目当てに来たと思しき常連さん、そして、入れ替わるように次々と入ってくるカップルや女性2人づれ。大音響をモノともせず(笑)、くつろいでいる彼らを見て、「あぁ、このお店はなくてはならない『普通の』喫茶店なんだなぁ」と。最近、そうやってくつろげる喫茶店が減って嘆いている私としては、別の意味で羨ましく思いました。

ちなみに夏至から秋分の間のバラゴンさんは鹿児島の夏の風物詩「白熊」でジャズ・カキ氷屋になるとのことでしたが、確かに多くのお客さんが注文されておられましたし、本当に美味しい!

この軽やかな氷ぶり(?)についてマスターにお聞きしたところ、氷自体にも仕掛けがあるのだそうで、ひとつひとつのこだわりと丁寧さの積み重ねが感じられ、日本の職人気質をまたまざまざと見せつけられた次第。。。

12時が近づくといつの間にやら客は私一人。。。みなさん、よくご存じで素晴らしい。ジャズに浸れる夢のような時間でしたが、唯一残念だったのが、マスターのお話をもっとお聞きしたかったのに、それが出来なかったこと。。。何故って?あの大音響の中では、長話は無理です。苦笑

あと今回の発見。このお店には主にバックヤードを担当されておられる跡取り息子さんだけでなく、気さくで素敵なお嬢さんも働いていらっしゃって、しかも何と!このHPの前回の記事を既に見つけていただいていたようで感激させていただきました。

全てひっくるめて、どうもありがとうございました。また伺います!


(注)オーディオ・オタクの皆さまへ

当然ながら、聴く位置によって定位感は変わりますし、聴くべき所で聴けばもちろん気持ち良く定位しますが、このお店ではあまりオススメしません。。。その位置に椅子がなく、ずっと立って聴いていると、オーディオ・オタクだとバレますから。笑

しかし、どうせオーディオ・オタクだとバレるのを覚悟するなら。。。一番オススメのリスニング・ポイントは、バラゴンのおなかの真ん前です。普通のスピーカーではあり得ないことですが、あの大音量でも不思議なくらいうるさくないですし、あの生命力豊かな音たちが飛んで行く様が見えます。。。これはこのパラゴンさんのパラゴンならではの貴重な体験だと思いますので、他のお客さんの邪魔にならない範囲で是非!笑

【駐車場:有、喫煙:可】


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汝が欲するがままをなせ

九州ジャズ・ロード巡りを中心に興味の赴くままジャズ・クラシック等について不定期に掲載。 タイトルはM・エンデ「はてしない物語」の含蓄に富んだ言葉で、サイト主の座右の銘。

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