【紹介:九州ジャズ・スポット次世代の王道代表】鹿児島・Jazz喫茶 順刻堂(ジュンコクドウ) 22/09

早いもので、もう開業7年目、鹿児島市・春山の本格派Jazz喫茶 順刻堂(ジュンコクドウ)さん。

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間接照明主体の店内はジャズ色を全面に打ち出しているものの、ジャズに興味のない客にとっても、お洒落で落ち着いた居心地のいい贅沢な空間として演出。

バランス感覚や趣味の良さを始め、細やかな気配りが光るイマドキのジャズ喫茶。

高い三角天井の下、存在感のある音を奏でているのは、真空管アンプでドライブされたアルテックのスピーカー。

ウーファの上に置かれた渋く金色に光るラッパが特徴的【詳しくはこちら】。

また、いつの間にか、レコード・プレイヤーが大幅にレベル・アップする等、マスターの秘めたる野望?向上心?には要チェック。

その穏やかな笑顔に油断していると、いきなり音が変わっていて、驚かされます。

今回久しぶりに再訪してきましたが、次から次へとお客さんが入れ替わり立ち替わり、いらっしゃる様はさすが。

定期的にご開催されるセッション、写真展等も含め、いい仲間や常連さんにどんどん恵まれ、地元密着店として、もうしっかり根づいた次世代のお店です。



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【以下、2018/02の記事を転載】

この4月で開業されてちょうど2年になるJazz喫茶 順刻堂(ジュンコクドウ) さん

店内は間接照明主体で薄暗く、オーディオ、装飾等々もジャズ色を全面に打ち出されているものの、ジャズに興味のないお客さんにとってもお洒落で落ち着いた居心地のいい空間が演出されており、そのバランス感覚にマスターのセンスの良さが感じられます。

場所は鹿児島市の西部に当たる春山町にあり、鹿児島中央駅から車で約20分。今回は、日置・伊集院のRag Time (ラグタイム)さんで「是非行ってみて!」とおススメいただいてからの移動だったのですが、ほぼ同じぐらいの時間で到着出来ました。

ちなみに、Rag Timeさんでの「順刻堂」という不思議な名前に関するよもやま話。。。「きっとマスターの思い出の人がクドウ ジュンコさんだったんじゃない?」「いや、あのお店の前の道が『準』国道みたいなものだからでしょ?」

お店に入ってすぐのこのカウンター席に座らせていただき、マスターと軽くお話をさせていただきながら後ろのメインルームを見ると。。。

高い三角形の天井の下、真空管アンプでドライブされたアルテックの大型スピーカーが存在感のある音を奏で、その右横にはスタインウェイのピアノがどんと鎮座。

この平屋の一軒家を丸ごと喫茶店としてご活用されておられるので、本当にゆったりとした贅沢な空間。

カウンター席でマスターとお話しながら、ジャズを聴くも良し、スピーカーの前にある特等席の一人用ソファで浴びるように聴くも良し、窓際の席でぼぉ~っと聴くも良し。友人と来た時は奥にある談話室で大声で談笑するも良し。

現在ジャズ・ピアノを演奏することにハマっておられるマスターは今年56歳。穏やかで人当たりのとてもいい方ですが、全体にわたり、お客さんがそれぞれ自分の好きなようにゆるやかな時間を過ごせるこのお店を作られたその感性には本当に感心させられました。

(18/09時点の営業日です。遠くからお越しの際は事前に確認電話を入れられることをおススメいたします。)


こんなくつろげるお店が近くにあったらいいなぁ、と思いますが、世の中、そううまくは出来ていないようです。

マスター、楽しい時間をどうもありがとうございました。またお会い出来る日を楽しみにしております。

【駐車場:有、喫煙:不可】


順刻堂さんの他の記事へ ②18/09+19/01  ③20/05【再起動宣言】  ④20/06



※このお店は弊著「九州ジャズ・ガイド 第①号( ↓ )」にも掲載されておりますので、よろしくお願いいたします。 

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汝が欲するがままをなせ

九州ジャズ・スポット巡りを中心に興味の赴くままジャズ・クラシック等について不定期に掲載。 タイトルはM・エンデ「はてしない物語」の含蓄に富んだ言葉で、サイト主の座右の銘。 ♪新しい秩序、様式が生まれる時代の幕開けです。この混沌を積極的に楽しんでいきましょう。危ぶむなかれ、行けばわかるさ、です。笑