福岡・西中州の国体道路沿いのビルにあるPiano Bar ステラさんは、田代俊一郎さんの九州ジャズロード「改訂版」のコラム欄に掲載されているお店(注1)で開業20数年の老舗。
奥に細長くカウンターとテーブル席が並び、30人は楽に入れる店内に、マスターとミュージシャンでもある福岡美人が2人。
たくさんある飾りつけもこのお店の広さにマッチしたいい感じ。
これだけであれば、単なる大人の社交場としてのバーなのですが、その奥にあるピアノやドラム・セットがこのお店の特徴を醸し出しています。
そしてもう1つ強く感じたのは、変な話ですが、トイレの壁。。。マッコイ・タイナー始め、山下洋輔、中本マリ、大西順子等々、錚錚たるメンバーと写ったマスターの写真。こんなにトイレで楽しめるなんて、普通のバーな訳はありません。笑
そして時間も程良く過ぎ、まずは清楚な福岡美人 松浦真寿美さんがピアノの弾き語り。
次に、肉感的な福岡美人 Rieさんがマスター五郎さんのピアノ伴奏で歌われた結果、出来上がったいい雰囲気。。。う~ん、誰か口説くべき女性を同伴しておくべきでした。残念。笑
ちなみに、この酒脱なピアノを聴かせていただいたマスターの愛称「五郎」は、先にミュージシャンとしてご活躍されておられたお兄さんが天草出身で「四郎」と呼ばれていたことに由来するとか。
四郎の弟だから五郎、まではわかりましたが、今回「改定版」の頁にいただいたサインまで「五郎」だけとは。。。笑
その当時中州の三大高級クラブの一つと称されたロイヤルボックスさんでもピアノを弾いておられたマスター(注2)。
その後、独立され、このお店で20数年。中州の浮き沈みをずっと見て来られた大ベテランですが、とても72歳には見えない温かく元気な方。
こうやって一人で行くも良し、逆に大人数で行くも良し、もちろん誰かを口説くために連れて行くも良しのいいバーでしたが。。。やっぱり、福岡にいる間に開拓しておくべきお店でした。残念。笑
【駐車場:無(近隣にコインパーキング多数有)、喫煙:可】
(注1)この「コラム欄」に掲載されているお店は、鹿児島・FLOWERさんに次いでこれで2軒目。なかなかその機会が作れず停滞気味ですが、ゆるゆると頑張ります。
(注2)「こんなことまでしゃべったっけ?」と疑問を持たれたマスターへ。。。実はこの後、寄った天神・JAZZ BAR Browny(ブラウニー)さんでステラさんのことを知っている方と同席し、教えていただきました。つくづく縁はつながっているものだと思った次第です。笑
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