福岡・天神 JAZZ BAR Browny(ブラウニー) ⑤18/10

福岡・天神にある私の福岡時代の行きつけのお店JAZZ BAR Browny(ブラウニー)さん(FBはこちら)。。。福岡から離れて早くも半年が経ちましたが、久しぶりに行っても、温かく迎えてくれるありがたいお店。帰れる所のある幸せをしみじみと感じてしまいました(注1)。

この日はこのお店を昔から知っておられる方がカウンターにおられ、その昔話から先程までいた西中州のPiano Bar ステラさんのお話まで色々教えていただき、楽しい時間があっという間に過ぎ去っていきました。

その中で出たギタリストの名前がグラント・グリーン。。。私が「聴いたことがない」と答えところ、それまで聞き役だったマスターがニヤニヤして一言。

「グラント・グリーンを知らずして、ブラウニーの卒業生と語るべからず!」笑

いやいや、卒業出来てないからこうやって通うんですが。。。等と思いながら聴かせていただきましたが、マスターが一番身近に感じるギタリストとおっしゃるだけあって、実に聴き応えがあり、ブラウニーさんの心地好いジャズの響きと共に満喫。

その他、このお店で11/3にライブをされた土田晴信さん(org、注2)のアルバムや、12/9にライブされる田中菜緒子さん(p、注3)のアルバム等を聴かせていただきましたが、これもまたいい。。。このお店が近くにないのは、改めて残念です。

また、私の大好きなピアニスト吉岡秀晃さんがこのお店で初めてライブをやったのはサード・アルバム ALWAYSの時だったというお話に。そして前回も書きましたが、このお店で録音された名ライブ・アルバム DOIN'IT RIGHT "LIVE" AT BROWNY。。。熊本に行ってようやく入手出来たのですが、その中で唯一不思議に思ったこと、最後の曲をフェイド・アウトで終わらせた理由についてお聞きしたところ、その答えは秀逸でした。

このCDをリピートでかけたら、最初の拍手とうまくつながって、いいでしょ?

そう!確かに。。。実際、きれいにつながって聴こえるのでその理由も否定出来ないのですが、残念ながらうまくはぐらかされてしまいました。笑

ところでこの日の25時過ぎ、若い韓国旅行客3人組が来店。興味があったので、少し話をしてみたところ、人気ラーメン屋ShinShinさんに行った後、外の看板に魅かれて入ってきたとのこと。

「このお店は有名なお店か?」と聞かれたので、「そう!君達は運がいい。このお店は福岡だけでなく、日本の中でも有名な店でよくガイド本にも載っているよ!」と応えましたが、このセンスのいい看板の威力を再認識。笑

尚、現在マスターは山登りにハマっておられ、阿蘇登山の際は私にもお声掛けいただけるとか。。。その時までに体力をつけておかないとと少しアセったりもしていますが、いずれにせよ、引き続き今後ともよろしくお願いいたします。

【駐車場:無(近隣にコインパーキング多数有)、喫煙:可】

(注1)今年は6月に福岡・井尻のALFIE(アルフィー)さんのママがご勇退され、この11月8日を持って、中州・リバーサイドさんがビル老朽化に伴う立ち退き等で一旦閉店される等、それぞれの常連さんの悲しさをひしひしと感じているので、余計にそう思ったのかもしれません。

(注2) 土田晴信さんは以前、六曜館のマスターからおススメしていただき、是非聴きたかったオルガン奏者。

今回はタイミングが合わず、行くことが出来ず残念でしたが、かけていただいたこのアルバム SUNNYには気持ち良く酔わせていただきました。

(注3) 田中菜緒子さんは先日、久留米・エイトモダンさんでオール久留米CDを教えていただいたばかりのピアニスト。

聴かせていただいた田中さんのアルバムI Fall In Love Too Easilyも実にゴキゲンなアルバムで、更に今回のライブでは小曽根真さん等とも共演されることが多い岡崎好朗さん(tp)、伊藤勇司さん(b)とのトリオ。行きたいなぁ、と強く思った次第です。


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このお店が紹介されたフジテレビのYou Tubeのサイトstereo one

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汝が欲するがままをなせ

九州ジャズ・スポット巡りを中心に興味の赴くままジャズ・クラシック等について不定期に掲載。 タイトルはM・エンデ「はてしない物語」の含蓄に富んだ言葉で、サイト主の座右の銘。 ♪新しい秩序、様式が生まれる時代の幕開けです。この混沌を積極的に楽しんでいきましょう。危ぶむなかれ、行けばわかるさ、です。笑