宮崎・JAZZ&SPIRIITS FAR CRY(ファー クライ) ②17/11

宮崎市内の繁華街・橘通中央商店街の近くにあるJAZZ&SPIRIITS FAR CRY(ファー クライ)さんは、今回の中部九州ジャズ・ロード一周ツアーの中で絶対訪問すると決め、予め連絡を取っていた唯一のお店。

というのも、初めてこのお店を訪ねた今年の1月。その時の強烈な印象と楽しさが、その後のジャズ・ロード巡り加速化のキッカケの一つになったのは間違いなく、是非再訪したいと思っていましたので。

ところが前回9月に来た時は、何とマスターのみやおさんが腕を骨折・入院されており、閉店中。まぁそのお陰でこのお店の常連K氏と近くのLIFE TIMEさんで知り合い、その後、DE JILL(デ・ジル)さんでも楽しい時間が過ごすことが出来たので、これはこれで縁だったような気がしますが。。。

ということで今回、2度目の訪問でしたが、前のスケジュールが押しに押し、その前にいた高鍋のDOLPHY(ドルフィー)さんを出たのがほぼ23時半。。。しかも、K氏から「明日はリハビリがあるから、24時にはもう店を閉めると言っている」という脅しのライン。

慌てて駆けつけましたが、何のことはない、みやおさんの「それぐらい脅さないと26時頃まで来ないだろう」という策略にまんまと引っ掛かっただけでした。苦笑

まずは前夜お世話になった大分・別府のFUNKのママに菅野邦彦さんのライブが佐伯・いとうさんで行われる情報を電話で伝え、落ち着いたところで、みやおさんとK氏との再会を祝し、乾杯。

それにしても、みやおさんが無事にご退院され、お店を再開されたのは良かったですが、まだ手の中に金属が入っていて手首が曲がらない状態なのも事実なので、ちゃんと治癒するまでリハビリに励んでほしいものです。

話はジャズから始まりましたが、その中で印象的だったのは、ロックは”思想”だから「こうありたい、こうしよう」と具体的だけど、ジャズは”哲学”なので常に疑問形。ジャズを聴くという行為は「ジャズって何だろう?」と自問自答を繰り返すこと。というお言葉。

ジャズって何だろう?。。。最近、何かをした時の結果が予想外の事態を招いた時でも「これもジャズやなぁ」とその流れを楽しむ心の余裕が出来ました。ゴルフなんてまさにその好例で「せっかく上手く打てたのに、ピボット(前の人の打痕)に止まってるなんて?!怒」の時とか。。。苦笑

私の好きなクラシックは基本的に予定調和を良しとし、余計なものを全て削ぎ落した音、楽譜がベースにあるのですが、ジャズは全く逆。無駄を無駄とは思わず即興性を重んじ、色んなことに果敢に挑戦するが故、その中で生まれていく反応が更なる新たな感動につながる可能性もある一方、時には上手く行かない可能性も内包しているのが、ジャズ。そしてそれは、人生の営みに極めて近い、という理解から先の心の余裕が出来たと思っています。

この考えもまた、色々経験していく内に変わって行くのでしょうか?それも含めて、全てジャズ?楽しみにして、この道を邁進していきたいと思います。

その他、宮崎のコミュニティFMを企画・担当されておられた時の話、DOLPHYのマスター いさひろさんも含むその時に出演してもらった仲間達の話、落語等々多岐にわたりましたが、ご自身の怖いものなしだった若かりし頃のお話から教育論にまで話は広がり。。。中でも、歩く速度で生きればいいんじゃないの?というお言葉には重みがありました。

最後は今、みやおさんが没頭されておられる俳句の世界のご紹介。ジャズにそのアイデンティティを置くみやおさんが詠む句の特徴は、リズムがあること、詩があること。。。

結局、作者が意図した意味はよく理解出来ていませんでしたが、作品は作者の手を離れた瞬間からその解釈は解釈する人毎に違うもの。とても口ずさみ易い流れのある句、かつ、パッと理解出来ない句ばかりでしたので、再度相対峙してみたいと思っています。ご出版されたら即購入しますので、楽しみにしています。

そして、いつの間にかとても濃密な時間が流れ去り、お開きになったのは28時40分頃。

たった2回目の訪問にしてすっかり常連扱いしていただいた上に、色々お気遣いいただき、その優しさが心に沁みました。みやお・ワールドの底深さ・温かさはやはり格別でした。どうもありがとうございました。

お仕事上がりでお疲れだったK氏も最後までおつき合いいただき、本当に感謝しております。

お二方共、次回訪問する際にはまたよろしくお願いします。

【駐車場:無(近隣にコイン・パーキング有)、喫煙:可】


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汝が欲するがままをなせ

九州ジャズ・ロード巡りを中心に興味の赴くままジャズ・クラシック等について不定期に掲載。 タイトルはM・エンデ「はてしない物語」の含蓄に富んだ言葉で、サイト主の座右の銘。

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