大分 佐伯・JAZZ&珈琲いとう ①17/11

大分 佐伯にあるJAZZ&珈琲いとうさん。。。

カーナビに迷子にされ、頼りのグーグル・マップにまで裏切られ(現時点で、1本違う道が表示されていますので、そのとおりに行っても何もありません)、最終的にはこの立て看板が決め手でした。。。

ただとても時間がかかったものの、着いてみたら、そこはまさに「隠れ家」と呼ぶにふさわしいお店。

そして、今、お店と書きましたが、正直なところ、お店、という感じではなく、ジャズをこよなく愛され素敵なオーディオ・ルームを作られた、一見さんでも旧知の友達のように扱われる伊東ご夫妻のご自宅、と言った方がピンときます。

別府で電話した後、あまりにも到着が遅くなった私をご心配されて玄関口までお迎えに出ておられた奥様のご案内でお邪魔した伊東家。まず何に驚いたと言って、その広い玄関!奥様の細やかな感性満開のデザイン、季節感満載の飾りつけ。

24畳の広いオーディオ・ルームに通されましたが、今回、ここで鳴らされていたのは、往年の銘機ダイヤトーン2S-305。

マスターが作られたアンプでドライブされているのですが、高い天井の解放感もあり、実にほのぼのとした温かい音。

今年76歳のマスターは本当におしゃべり好きで、ここにこの家を建てるまでの不思議な縁や苦労話、このオーディオ・ルームの工夫、季節感たっぷりのこの家の魅力等々、色々なお話を伺いました(注1)が、その途中でおっしゃった言葉には絶句。

今度、ピアノの菅野邦彦さんがライブに来られるんだけど、いかがですか?

。。。昨晩、別府のファンクさんで、散々、菅野さんの大分でのライブ会場を探して、結局わからなかったのですが、何という巡り合わせ!ここだったんだ?!

お聞きしたところ、ライブは体力的にキツい(注2)ので、昨年の開店12周年12回目で終わりにしたつもりだったものの、5年前にここに来られた菅野さんのたっての希望で実現することになったとのこと。

菅野さんが前回ここで演奏された時の生録を聴かせていただいたのですが、その盛り上がりっぷりにも感心。

ちなみに、菅野さんご自身も80歳の大家。翌日、会社があるとは言え、こんな良さそうな一期一会のライブにこんな流れで誘っていただいて、誰が断ることが出来ましょうか?私が楽しみにしている「秋のジャズ祭り(注3)」に追加決定!ですが、いつもながら、縁の不思議な結びつきには心底驚くばかりです。

今回はお弁当持参だった(注4)こともあり、最初に出していただいたのはお茶。その後、ちゃんと名物どんぐり珈琲を注文したのですが、一緒に出していただいた奥様お手製のさつまいもケーキ共々、しみじみ美味しいこと。。。

次のお店に行く予定時間を越えたものの、マスターのお話が面白くて全く飽きず、まぁ、もう今日はここで終わってもいいや!と心からくつろいで楽しんでいたところに、奥様が来られました。「お父さん、今日の外出、もう止める?」「うん、行かなくていいよ、止めよう」とマスター。

マスターがそうおっしゃったことを素直に嬉しく思いつつも、意を決して「いや、私も次のお店がありますので」と少し遅れたものの、次に進むことに。。。いやいや、危なかった。やっぱり、中部九州ジャズ・ロード一周ツアーは誘惑だらけ。完遂の難しさを改めて実感し、気を引き締め直した次第。

それにしても、伊東家の居心地の良さは別格。。。11/19(日) 菅野邦彦ピアノソロ・ライブ@いとう、楽しみにまた伺います!


(注1)この家が建つまでの紆余曲折談は。。。また後日、アップします。

(注2)ライブは体力的にキツい。。。曰く、ここでライブをやると皆さん帰れなくなるので、雑魚寝だけど泊まっていただいて、ご飯も用意しなきゃいけないから、って。。。良くも悪くもおもてなしの手を抜けないご夫妻だけに素敵な時間が過ごせると思いますが、普通にライブを開催するだけでも大変なのにそれはキツいでしょう。。。菅野さんが再訪をご希望になられる理由もよくわかりましたし、本当に特別な場所です。でも、あんまり無理しないでくださいね。

(注3)元々計画していた宮之上貴昭トリオ@ブラウニー板橋文夫@風土ZEKトリオ@ニューコンボ梅津和時@ドルフィーズというラインナップが更に豪華になりました。

(注4)うちのお店にはご飯類はありませんので、皆さん、よくお弁当を持って来られるんですよ!是非、そうしてください。と電話した時にいただいた奥様からのアドバイスです。

【駐車場:有、喫煙:可】


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汝が欲するがままをなせ

九州ジャズ・ロード巡りを中心に興味の赴くままジャズ・クラシック等について不定期に掲載。 タイトルはM・エンデ「はてしない物語」の含蓄に富んだ言葉で、サイト主の座右の銘。

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