鹿児島 天文館・Jazz spot CORNER POCKET(コーナーポケット) 19/01

鹿児島・天文館の七味小路にあるJazz spot CORNER POCKET(コーナーポケット)さんは、ちょっと不思議なお店。

その不思議の一つはこのお店のマーク。。。これまでジャズ☆スポットめぐりの中では見たことがなかった凝ったデザイン。

マスターによると、この左上にある薩摩焼酎マークのデザインを手掛けられた有名デザイナーにお願いして作ってもらわれたとのこと。

そして更には、この窓。。。このお店は七味小路に面した1階にあるのですが、外から「ほんのり明るい」店内が丸見え。

「ほの暗い」店内が丸見えというお店は宮崎・都城のオールド・アースさんで経験済みでしたが(笑)、「ほんのり明るい」お店はこれまで知りませんでした。

外から丸見えですから、中からも外がよく見える。

カウンターに座っていると背中側ではありますが、不思議な感覚としか言い様がありません。

そして、私が入店してからかけられたレコードがパット・メセニーのトラヴェルズ、続いてマイルス・ディビスのスティーミン。。。この流れもまた不思議と言えば、不思議。

パット・メセニーはともかく、スティーミンという超名盤をジャズ☆スポットで聴かせてもらったのは初めてでした。笑

あまりに不思議なことが多くて興味津々で色々お聞きしてしまいましたが(笑)、まずこのお店のマスターは今年48歳と九州ジャズ・バー界の中ではお若い方。

お店が新しい感じがしたのでご開業されたばかりかと思ったのですが、そうではなく、東京・神楽坂にあるJazz spot コーナーポケットさん でご修業された後にご開業されたのは、何と天文館にある明日の地図さんと同じ2001年。

ただ、このお店は2軒目で、最初のお店で15年営業した後、今の店舗に移られたとのこと。

パット・メセニーがお好きで、名盤と呼ばれるレコードをかけることに全く違和感はない、とおっしゃるこのマスター。

更には続けて、従来のジャズ・バーとは違った感性でやりたいと最近思うようになってきたともおっしゃったのですが、その一方、移転する際、通りに面した壁に窓を開ける決断をした時にはドキドキした、と素直におっしゃったそのバランス感覚は実に新鮮!

他に若いお客さんもいらっしゃったのですが、その集客力はこの感覚あってこそ、かもしれません。

そして今回の極めつけは、このカウント・ベイシー・オーケストラのエイプリル・イン・パリ。。。このお店の名前の由来となった「コーナー・ポケット」を聴かせていただいたのですが、これが本当にいい!

天井近くに置かれたJBL4312が心地良く鳴らす軽快で洒脱なビッグ・バンドの響き、入れ替わり立ち替わり出てくるソロの面々の上手いこと。。。実はこれまでビッグ・バンドは聴かず嫌いだったのですが、こんなに気持ち良くて楽しいものだったなんて、衝撃的でした。

今回、鹿児島・春山町の順刻堂のマスターにお聞きして初めて伺いましたが、本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。

マスター!また伺った際も、よろしくお願いいたします。

【駐車場:無(近辺にコインパーキング多数有)、喫煙:可】


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汝が欲するがままをなせ

九州ジャズ・ロード巡りを中心に興味の赴くままジャズ・クラシック等について不定期に掲載。 タイトルはM・エンデ「はてしない物語」の含蓄に富んだ言葉で、サイト主の座右の銘。

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