権上康志 meets E-Three@北九州・小倉 Big Band 19/02

明日2019年3月3日、いよいよご勇退される門司港・六曜館GIGのマスター(写真左端)。。。本当にお疲れ様でした。いい一日になりますことを祈念していたしております。

このマスターに一昨年末に教えてもらったライブ=E.T.Seccion以来、その豪快さ、繊細さ、何が飛び出すかわからないまさにジャズ的な魅力に惹きつけられ、昨年、一番聴きに行ったミュージシャンが藤山"E.T."英一郎さん(ds、写真右端、ちなみに真ん中はオルガンの小森陽子さんで、以下親しみを込めて、こもちゃんと呼ばせていただきます)。

今年初のE.T.Seccionは、先日行われたこの「権上康志 meets E-Three」と題されたライブでしたが、今回も面白かった。

その会場、北九州・小倉のライブハウスBig Bandさん(注)は、九州を代表するテナー・サックスの田部俊彦さんのライブ・ハウス。

奥にステージがある縦長の店内にはカウンター・テーブル席を合わせて40席ぐらいありますが、それでもゆったりとしていて、とても観やすいハコ。

田部さんは先に挙げた六曜館GIGさんでライブ中でお話を伺うことは出来ませんでしたが、お客さんもジャズ・ライブに慣れた方が多いようで、さすが老舗ライブハウスといった感じ。

今回のライブは、NY在住のベースの権上康志さんの九州ツアーの一日ですが、この日のメンバーはE.T.Seccionの中でも私の大好きなE.Tさん、こもちゃん浦ヒロノリさん(sax)のE-Three。

この写真を撮った昨年7月の福岡の歌姫MAYUMIさんのライブ以来ですが、やっぱりこのメンバーのライブはいつもどおり。。。

ん?いつもどおりではない?!実は今回、大きな違和感が。

今回の写真を見ていただいたら一目瞭然。

そう、いつもオルガンを弾いているこもちゃんが弾いているのは、今回はピアノ!

考えてみたら、ベース・レスのE-Threeのベース・ラインをいつもフォローしているのは、オルガンのこもちゃん。

リズム・セクションが変わると雰囲気が変わることを実感。今回は、豊かなベースに支えられた権上ワールド。。。

ちなみに、権上さんは山口出身で昔からこの辺りでも演奏活動されておられたそうで人気も高く、この日も満員の会場を大いに盛り上げておられました。

あと、初めて聴いたこもちゃんのピアノ・プレイでしたが、弾く時の体の使い方がオルガンと同じで、面白かった。笑


そして面白かったと言えば、後半1曲目、権上さんと昔よく演奏していたという地元在住のピアニスト 中島由紀子さんが飛び入りされた演奏。

落ち着き払い、歴戦のツワモノっぽい雰囲気を醸し出したこのピアニストが選んだのは、名曲ステラ・バイ・スターライト。

音数少なく緊張感の漂うゆったりとしたPP、その一音一音の響きを慈しむようなピアノ・ソロで始まったのですが、こもちゃんの時は何も感じなかった全体のバランスが豹変。

探り合い、読み合い、主張し合い、尊重し合い、お互いの対話がどうなるのかどう進んでいくのか、一瞬先が読めない緊張感満載のセッションに。

どちらが完成度の高い、盛り上がる演奏だったかと聞かれたら、間違いなくE.T.Seccion=こもちゃんですが、どちらが面白かったかと言えば、スリリングな空気感を楽しめた中島さんの入った演奏。

同じピアノなのに、ピアニストによって響き方・鳴り方が全然違う!という単純な驚きも含め、改めて多様な楽しみ方が存在するジャズ・ライブの魅力を体感しました。

浦さんのよく歌い、嘆き、暴れるサックスはいつもながら聴き応え十分でしたが、この度、あのMAY INOUE STEREO CHAMPのライブ等でスゴいプレーを魅せつけてくれた井上銘さん(g、写真左から2人目)、福森康さん(ds、写真右端)達とレコーディングされるとのこと!

昨日のFBにはレコーディング・ミキシングが終わったとの報告をアップされておられ、この写真もご拝借(転載のご了承、感謝です)、その発売がとても楽しみです。

またこの3月末、北九州市がアメリカの姉妹都市タコマとの交流60周年になるそうですが、その記念ライブの日本代表ミュージシャンとしてE.T.さんが依頼されたとのこと。

こちらもまた楽しみです。【下記がBig Bandで行わるライブで、詳しくはお店のHPまで】

2019年3月25日(月) 20:00 米国姉妹都市タコマ交流60周年記念ジャズライブ

OPEN /19:30 START/20:00 Kareem Kandi(ts)、Greg Feingold(b)、藤山E.T.英一郎(ds)

そして、今回のE-Threeライブでの密かな楽しみの一つは、こもちゃんと浦さんにサインをもらうこと。

これは、昨年E.T.さんが出したアルバムE.T.seccion Vol:1ですが、このアルバム購入以来、E.T.さん以外のメンバーに全くお会いする機会が作れなかったので、今回、この目的も果たせて、ご満悦。

サインをもらえていない出演者、あと7人。ゆるゆる頑張ります。笑

ちなみに、このアルバムの楽しさについては別途書いたとおりですので、もしよろしければ、こちらもご覧ください。

(注)Big Bandさんは、あの今年51年目を迎えられた老舗ジャズ・バー Street 52さんから歩いて1分。

この日の終演後も訪問し、黙ってそのジャズに浸ってきましたが、ペトルチアーニのピアニズムが特に良くて、大満足。

久しぶりの訪問でしたが、あの音響、雰囲気がやっぱり好きだと改めて認識した次第。

汝が欲するがままをなせ

九州ジャズ・ロード巡りを中心に興味の赴くままジャズ・クラシック等について不定期に掲載。 タイトルはM・エンデ「はてしない物語」の含蓄に富んだ言葉で、サイト主の座右の銘。

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