門司港・六曜館GIG ④19/02【マスターご勇退・情報】

いい代替わりをされた六曜館さんは現在、新しいマスターの下、元気にご営業中。

詳しくはこちらへどうぞ!

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北九州・門司港のJAZZ INN 六曜館GIGのマスターが、残念ながらこの2019年3月3日でご勇退されるとのこと。

もう時間がありませんが、まだマスターへのご挨拶がお済みでない方は、3/4以降のスケジュールも教えていただけると思うので、とりあえずお電話だけでもどうぞ。

また、その告知や電話番号が掲載されているお店のHPはこちらですので、ご参考まで。

昨年初、一度ご休止された後、ご復活されたマスターでしたが、遂に今回、ご勇退のご決断をされました。

21歳の上京後、お仕事の関係で49歳の時に生まれ育ったこの地に戻られたマスター。「もしこんな感じのいい場所があったら、そこでジャズ喫茶をやりたい」と例に上げたまさにその場所でご開業されたのが60歳の時。それから約9年、本当にお疲れ様でした。

熊本に転勤した私にとって一番遠いお店の一つだったこともあり、ご復活後はほとんどその機会を作れなかったのですが。。。こうなってみると、もっと色んなことを教えていただきたかったなぁ、と惜しくて仕方ないのが本音です。

でも、楽しく濃密な時間を過ごさせていただき、色々教えていただいたこのマスターには感謝の言葉しかありません。

今回も聴かせていただきましたが、このアート・ペッパーの名盤等を銘スピーカーJBL4343をウエスギの管球アンプUT-50というシステムで気持ち良く聴かせていただいたこと。

私の愛聴盤の一つとなっているチェット・ベイカーのNo Problem等の裏名盤を教えていただいたこと、焼きカレーがとても美味しかったこと、昨年一番聴きに行ったライブとなった藤山"E.T."英一郎(D)&小森陽子(Org)さんをご紹介していただいたこと。

そして、ジャズで大切なのは「対話」と教えていただいたこと。

全てがありがたくもいい思い出です。

元々ドラマーのマスターですが、その一番好きなドラマーは先のアート・ペッパーの名盤にも参加していたフィリー・ジョー・ジョーンズ。

ということで、ご勇退前に聴かせていただいた最後のアルバムは、フィリー・ジョー・ジョーンズが参加した名盤「クール・ストラッティン」。

有名な1曲目だけでなく、このアルバム全体がいい出来だし、3曲目もいいよね。この曲なんかも学生時代、吉祥寺のファンキーのパラゴンでよく聴いた。あのパラゴン、復活したらしいね。

これからはまだ行ったことがない所も多いし、全国放浪の旅に出ようかな?

パラゴンつながりだけど、札幌のジャズ喫茶ジャマイカさんには毎年行っているので、今年も行かなきゃ。

福岡から札幌に飛ぶ時は往路は右、復路は左の窓側の席が最高。昔、登山をしていたこともあるけど、能登半島、立山連峰、うまく行けば富士山等が見えるから。

等々。。。陽気なマスターのおしゃべりはいつもどおり楽しく、いつまでも続く。

マスター、短い時間でしたが、色々お世話になり、また学ばせていただき、どうもありがとうございました。

くれぐれもお身体を大切に。でも、またどこかでお会い出来そうな気がしますので、その日を楽しみにいたしております。

【追記】いつまでも あると思うな、ジャズ喫茶

やっぱり好きになったお店、このお店!と思ったお店には、通える時に通いましょう。涙

尚、このお店は3月4日以降改装に入り、4月下旬にメンバーが変って再オープンされるご予定です。

このお店の近くにある和布刈(メカリ)神社から撮った関門大橋。。。抜けるような青空が目に染みた1日でした。


これまでの六曜館GIGさんの記事 

①17/12 E.T.&小森17/12    ②18/02 ③18/03【祝!ご復活】 E2+徳永(g)18/06


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汝が欲するがままをなせ

九州ジャズ・スポット巡りを中心に興味の赴くままジャズ・クラシック等について不定期に掲載。 タイトルはM・エンデ「はてしない物語」の含蓄に富んだ言葉で、サイト主の座右の銘。 ♪新しい秩序、様式が生まれる時代の幕開けです。この混沌を積極的に楽しんでいきましょう。危ぶむなかれ、行けばわかるさ、です。笑