延原武春 指揮 フィルハーモニア福岡 第37回定期演奏会@アクロス福岡 (ベートーヴェン交響曲2&5)

いつも楽しみにアクロス福岡まで遠征して聴きに行く延原武春指揮 フィルハーモニア福岡の定期演奏会ですが、今回からは、生誕250年のベートーヴェン・イヤーを来年に控えた交響曲連続演奏会(注)。

延原武春という名指揮者が辿り着いたベートーヴェンの解釈を体感出来る幸せな機会にただただ感謝するのみです。

ということで、その第1回となる今回は、交響曲第2番と第5番「運命」。

フィルハーモニア福岡の皆さんは、今回もこの指揮者に懸命に食らいつき、上手くいった時には一流オケと変わらぬ充実した響きを奏で、その世界を見事に体現。

例えば、恒例の延原さんのマイク・パフォーマンスの中で「一番地味とは言え、よく出来たこの作品の中でも、特に美しい楽章」とおっしゃった第2番の第2楽章や、大オーケストラでも通用するようなゆっくりとしたテンポで進められ、意外だった第5番でもその第2楽章。。。この楽団の誇る弦楽アンサンブルが、木管楽器と徐々に盛り上げ築き上げた緊密な世界。ライブならでは張り詰めた緊張感の美しさも含め、堪能させていただきました。

また、第5番で私が一番好きな第3楽章から第4楽章へのブリッジ部分もティンパニーの的確な盛り上げも効果的に響き、大満足。

二階席までの7割方のお客様を動員されたことも含め、この後のベートーヴェン交響曲連続演奏会に向け、上々のスタートだったと言えるのではないでしょうか?


さて、次の第38回定期演奏会は、2020年2月9日(日)、アクロス福岡にて交響曲第1番と第3番「英雄」。

英雄ももちろんですが、日頃それほど聴く機会のない第1番も楽しみにしています。


(注)てっきり全曲を取り上げられるものと思っていたら、一昨年、取り上げたせいか、第4番と第7番は今回の連続演奏会からは外された模様。。。これは、ちょっと残念でした。


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九州ジャズ・ロード巡りを中心に興味の赴くままジャズ・クラシック等について不定期に掲載。 タイトルはM・エンデ「はてしない物語」の含蓄に富んだ言葉で、サイト主の座右の銘。

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