熊本 大津・倉庫cafe ハロー通り③20/01


私の一番のご近所さんは熊本・大津(オオヅ)町にある倉庫cafe ハロー通りさんで、今回も新年のご挨拶を兼ねて訪問してきましたが、相変わらず落ち着きたい時にふらっと行きたくなる雰囲気満載。

その代名詞は、何と言っても、ほのぼのと温かい雰囲気が魅力のママ。

苗字の「田島」から取ったタージマカレーを始め、どのメニューを頼んでもハズレがなく、その美味しさにほっと一息つけるのも有難い限り。

カウンターでは、LE-8Tという一世を風靡したJBLのフルレンジ・ユニットを使ったスピーカーで音楽を奏でておられますが、お店の空間とのマッチングが実に素敵。

この鈴木大介さんのギターの軽やかで柔らかい響きたるや、もうそれに浸っているだけで癒し効果抜群。。。今回改めて、その音作りの妙に感心した次第。

癒されると言えば、この時期限定かもしれませんが、暖かい薪ストーブと元プロのマスターが爪弾かれるギターの音。。。それは心地好い昼下がり、時間の経つのも忘れてしまうほど。

そして、ハロー通りさんのもう一つの顔。

ちょっと元気が欲しい時、刺激が欲しい時にふらっと行ってしまうお店としての代名詞は、多方面に意欲的でいつも何かをしておられるこのサービス精神旺盛なマスター。。。この時期にカキ氷の写真で、恐縮ですが。笑

このお店の「ハロー通り」という名前の由来は、このサッチモの名盤Hello Dollyからだけ来ているものだと思い込んでいたのですが、実はもっと爽快な意味も込めておられたのだとか。

曰く、まだ周りに大きな家もなく、牛が歩き、阿蘇の山々がお店から見えていた時代、このお店の前の道は、みんなが笑顔で「こんにちは!」と挨拶していたから。

そんなロマンチストな側面も持つマスターですが、主宰しておられる山の学校「オズのわくわく自然塾」では、愛嬌たっぷり、優しくて頼りになる「オズの森の住人タジマン」としてもご活躍。

その一方、東京でのミュージシャン時代等に培われた人脈を生かしてブッカーとしてのお仕事をされたり、その多様なご経験からか極めてシビアで繊細な感性もお持ちだったり、様々なこと、特に音に対しては妥協のない姿勢を見せられたり、そうかと思えば、「勢いで生きている、石橋は叩けない」という豪快で感覚的な一面をお持ちだったりと、そのバランス感覚はとても不思議で魅力的。

また、あのデビッド・マシューズさんを始め、開催されるライブのラインナップのジャンルメンバーの多彩さや、時として開かれるボンボ藤井氏のウクレレ・ワークショップやインド・カレー教室等から、その交遊関係の広さ、信頼の厚さもお墨付きで話題も豊富。

時として放たれる物事の核心を突き、一刀両断にする鋭い一言や驚くような業界裏話等も含め、その日次第で何が飛び出すかわからない面白さもあり、何度行っても興味が尽きません。

ということで、いつも気ままにお世話になっておりますが、引き続きよろしくお願いいたします。

【駐車場:有、喫煙:不可】

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ハロー通りさんで聴いたライブ観戦記 イソジン 告井延隆(驚愕の一人ビートルズ) D.マシューズ

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汝が欲するがままをなせ

九州ジャズ・スポット巡りを中心に興味の赴くままジャズ・クラシック等について不定期に掲載。 タイトルはM・エンデ「はてしない物語」の含蓄に富んだ言葉で、サイト主の座右の銘。 ♪新しい秩序、様式が生まれる時代の幕開けです。この混沌を積極的に楽しんでいきましょう。危ぶむなかれ、行けばわかるさ、です。笑