【紹介:パラゴンを次世代に引き継ぐ店】大分 竹田・音と珈琲 一粒万倍(イチリュウマンバイ)

大分竹田・荻(オギ)というかなり辺鄙な場所にある音と珈琲 一粒万倍(イチリュウマンバイ)。ミニトマト農家が営むこの店も無事に開業2年目に入りました。

私はプレ・オープンするまでお手伝いし、現在は「顧問」の肩書でこの店の宣伝をして回っているのですが、この元気で明るいママの行動力には舌を巻きっぱなし。

いつの間にか、世代交代に入った九州のジャズ・スポットの歴史を少しずつ継承するお店になりつつあります。

まずオーディオ面での看板であるJBLパラゴンとマッキントッシュのアンプは、2018年末に51年の歴史に幕を降ろした福岡・朝倉の老舗ジャズ喫茶 古処から譲り受けた遺産。

次にこのお店の看板メニューになっているシフォンケーキは、鹿児島・伊集院のジャズ喫茶ラグ・タイムのママ直伝の逸品。

ラグ・タイムのママのシフォンケーキは知る人ぞ知る絶品で、確かに私が提案したのですが、本当にわざわざ教えを請うて鹿児島まで出向いたママ。

また先日閉店した大分・由布院の老舗ジャズ喫茶 あーでんのママからはパラゴン前に置かれていた通称王様の椅子。

まさかこれを譲り受け、このお店で王様の椅子を新たに設置するとは、ビックリしました。

挙句はジャズ・スポットのマスター修業と称して、各地のジャズ・スポットに時々出没する等、そのフットワークの軽さには驚かされてばかり。

古処から譲り受けたオーディオや山ほどのジャズ批評等をそのままリビングに置いて開放したので、まさに友人の家でジャズやクラシックを聴かせてもらうといった感じですが、普通でないのはその住宅環境。

周りに住宅街等皆無で、どれだけ音量を上げても全く問題ない素敵な環境。

そもそもジャズもクラシックもその再生する音量で曲の印象まで変わるので、曲にあった適切な音量が必要。更にパラゴンはある程度音量がないとその本領が発揮出来ないオールホーン型のスピーカー。ということで、その音源、その空間と合った適切な音量で楽しめるのはとても大切。

居間でくつろぎ、ジャズやクラシックを聴きながら過ごす昼下がり。

ジャズやクラシック関連の本も山ほどあるので、それらを読みながらピアノ・トリオを気持ち良く響かせるも良し、交響曲を心ゆくまで大きな音で鳴り響かせるのも良し。パラゴンを中心にした贅沢なシステムで自分の好きな音楽を聴く楽しみ。

そんな楽しみを更に贅沢にしてみました!と、1時間単位の部屋のレンタル・サービスを開始する等、立地条件の制約を逆手に取った面白いサービスも展開中。

また、古処のマスターやママが1週間このお店に滞在し応対した「古処ウィーク」、ミニトマト農家であることを生かしたとまとカレーにデザート、庭に喫煙出来るテラス席やドッグラン出来る場所を作る等、色んなアイデアを出し、実行するママ。

そんなママがこのお店を始めるに当たって目標にしているのは、2016年6月に閉店した福岡・井尻の老舗ジャズ・バー アルフィーのママ。

今では実際にこのベテラン・ママとも交流があるのですから、その縁の急速な広がり方にも感心するばかりですが、その九州ジャズロードの中で語られた名言「100歳のばあさんがやっているお店」を目指して頑張ってもらいたいと考えています。

尚、この店が取材されるのは6月の大分日日新聞以来となりますが、何故か最近立て続けにメーカー、新聞2社が相次いで取材。それぞれがどのような記事を書かれるのか?

掲載されたらまたご報告しますので、お楽しみに!(注)

【駐車場:有、喫煙:テラス席のみ可】


(注)大分合同新聞の記事はこちらの一粒万倍のHPをご参照願います。

(注2)2日前、その1つである西日本新聞の夕刊に掲載されましたのでご報告。

今回この記事を書かれたのはあの田代俊一郎さん。。。先日ご紹介したJazzEnjoyさん曰く、「九州のジャズ・スポットには必ず置いている」という「九州ジャズロード」の著者でもありますが、顧問の私としては感慨無量な出来事でもありました。


一粒万倍の他の記事へ ①19/02+03(開店の経緯、行き方等を記載)  ②19/09【プレ-オープン情報】  ③20/05【古処ウィーク】


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汝が欲するがままをなせ

九州でのジャズ冒険を中心に興味の赴くままジャズ・クラシック等について不定期に掲載。 タイトルはM・エンデ「はてしない物語」の含蓄に富んだ言葉で、サイト主の座右の銘。 ♪新しい秩序、様式が生まれる時代の幕開けです。この混沌を積極的に楽しんでいきましょう。危ぶむなかれ、行けばわかるさ、です。笑