門司港・JAZZ INN 六曜館GIG ①17/12

門司港にあるJAZZ INN 六曜館GIGさんは2018年1月7日をもって一旦休止に入られましたが、ほほ1カ月半後の2月23日、マスターがご復活を告げられるこちらのFBをアップされました!

当初マスターは、休止期間が16分休符なのか、8分休符なのか、はたまた全休符になるのかわからないとおっしゃっておられましたが、どうやら16分休符で済んだ模様で大変嬉しいニュースでした!(2018.2.24改訂)

その後、訪問し、真相を確かめてきました。その記事はこちらでどうぞ。(2018.3.13追記)

このお店は表看板にHARD BOP&FUNKY JAZZと謳われておられるのですが、こんなお店は初めてだったので、気合を入れて、いざ店内へ。

尚、年明け早々68歳になられるマスターがこのお店を始められてから足掛け8年目だそうですが、この建物・喫茶店自体は建ってから約50年とのこと(下の写真の真ん中下がその当時の写真)。そして、マスターが5代目にして初めてジャズ喫茶にされたのだそうです。

このお店のウリの一つは何と言っても、焼きカレー。

もちろん注文しましたが、これが実に美味い!マスターは、特に料理の修業をされた訳ではないとおっしゃるのですが、信じられない逸品。

スタートからとても気分良く、お腹も満ち足りた後はいよいよジャズ・タイム。楽しい時間の始まりです!

このお店のスピーカーは、マスターがお店を始めるために買っておいたというJBL4343。九州ジャズ・ロード巡りではお馴染みの銘スピーカーですが、お店によって音が全然違うので本当に面白いです。

その違いの一つがこのアンプ、ウエスギの管球アンプUT-50。その当時、タンノイ社のリファレンス用としても使用されていることで有名な銘機。

そして、もう一つ大きく影響しているのが、このお店の空間。低目の天井と突き出した梁のマッチングの妙、そして築50年近い建築物のなせる技でしょうか?ボリュームを上げていただいても、うるさいどころか程好い音圧とまろやかさ。。。いつまでも聴いていられるとてもいい音です。

オーディオも人間もエージングが大切、と何だか深いお言葉も挟みながら、マスターの大好きなプレーヤーということで色々聴かせていただいたのが、村田浩さんとバップ・バンド。。。日本にはスゴいプレーヤーがたくさんいるんですね。九州ツアーの時は是非参戦してみたいと思いました。ちなみに赤丸をつけてた数字は村田さんのお歳、バップ・バンドの結成年数、村田さんの芸能生活歴なのだそうです。

それにしても、しゃべっていても邪魔にならず、聴きだすとしみじみ聴けてしまうという意味では同じスピーカーをお使いの長崎・マイルストーンさんと似ているのですが、こちらのお店の方がスピーカーとの距離がある分、空気感があるとでも言うのでしょうか。。。この辺りにマスターの好みの違いが垣間見えたりするのですが、そんなことを考えていた時にかけられたのがこのアルバム。。。

先日、マイルストーンさんで聴かせていただいたばかりのアート・ペッパー「ミーツ・ザ・リズム・セクション」?!マイルストーンのマスターと同じように、マスターも初心者にはこのアルバムとおっしゃるのですか?と思わずお聞きしたところ、さすがにそこは違いましたが、あまりの偶然に驚いてしまいました。。。

そして何故かこの日もチェット・ベイカー。。。マイルストーンのマスターに教えていただいてからチェット・ベイカーのTpにハマっているのですが、この教えていただいたアルバムNo Problemがまた最高!また、即、発注してしまいました。笑

それにしてもマイルストーンさんとはその音の傾向も似ているだけあって、マスターの音楽の好みもよく似ているのでしょうか?それとも、マスター達が私の好みを見抜いてかけていただいたのでしょうか?またしても、とても不思議な縁を感じてしまいました。

この日は時間切れで、マスターおススメのピアニスト ホレス・シルヴァーまで聴くことが出来なかったのですが、またすぐにどこかのお店でおススメいただけるような気がします。。。

さてこの下の絵にしか見えないカッコいい加工写真ですが、開業間もない頃にやられた関門交流のライブの時のものだそうで、サックスは清水賢二さん、ベースは下関・バンドワゴンのマスター!そして、ドラムは何と、マスター!!

マスターは大学に入られる前からドラマーとして稼がれる腕前で、様々なバンドでロックも含め色んな音楽をやられたそうですが、やっぱりジャズが好きだとのこと。

そして、ジャズは会話、他のプレーヤーと音を通して対話するのが楽しいとおっしゃるマスター。お店を始められる前には、鳥栖のコルトレーン・コルトレーンさんのバンド ブルートレインズにドラムで所属されていた時期もあったそうで、その時一緒に演奏していた縁でマスターの弟さんにして直木賞作家 原尞さんの小説にちなんで作ったプレートがこの「渡辺探偵事務所 門司港分室」。

ちなみに、マスターの師匠はストリート52のマスターとのことですが、ストリート52さんにも「渡辺探偵事務所」のプレートがあります。ただ残念ながら、現在ストリート52さんには4回通いましたが、未だにまともな会話もなく写真の許可をお願いするまで辿り着いていませんので、写真をお見せすることが出来ません。。。いつの日か写真を取らせていたいただける日が来たら、またアップしますので、乞うご期待?!笑

21時前に到着してからあっという間に過ぎ去ってしまった約3時間半、中盤戦からは焼酎片手にお相手いただき、最後には飲み過ぎたとおっしゃっていたマスター。

本来なら閉店していてもおかしくない時間に飛び込んできたラッキーな31歳の珈琲好きのお兄さんも途中交えたり、色んなお話をお伺い出来て本当に楽しい時間でした。どうもありがとうございました!

おススメの12/23(土)の藤山"E.T."英一郎(D)&小森陽子(Org) DUOライブ、是非参戦したいと思っておりますので、またよろしくお願いいたします。

【駐車場:無(近隣にコインパーキング多数有)、喫煙:可】


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汝が欲するがままをなせ

九州ジャズ・ロード巡りを中心に興味の赴くままジャズ・クラシック等について不定期に掲載。 タイトルはM・エンデ「はてしない物語」の含蓄に富んだ言葉で、サイト主の座右の銘。

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