大口純一郎トリオ@ニューコンボ 17/12

私の秋のジャズ祭り(注)、アンコール!

ZEK3を聴きに来た時、このライブ情報を教えていただいた縁で、福岡・春吉のJazz Inn New COMBOさんで行われた大口純一郎トリオを聴きに行ってきました。

これまで何度か聴いた大口純一郎トリオのメンバーは、大口純一郎(p)、米木康志(b)、本田珠也(Dr)。このメンバーだと演奏は良くも悪くも磐石で、何一つ過不足なく大人のジャズの世界に浸れるのですが、今回は違いました!

今回のドラムは先日、訪れた門司港・六曜館GIGのマスターおススメの藤山"E.T."英一郎(トウヤマ "イー・ティー” エイイチロウ)さん。。。これを書くに当たり調べてみて、びっくり!熊本出身の昭和42年生まれって、先日、聴きに行ったばかりの伊東ミキオさんと同じ。もしかして今回生まれた新たな縁は、ハリケーン湯川さんも合わせて「羊年生まれ」でしょうか。。。笑

閑話休題。久しぶりに一緒にやるという彼ら。。。それこそ前半は、”E.T.”さんの押し出しの強いドラムに大口&米木組 v.s. ”E.T.”の構図で間の読み合い?探り合い?みたいな微妙な感じが漂い、どこか落ち着きが悪い感じ。

でも、それが故にこれまで観たことのなかった他流試合的な緊張感を生み出し、これまで聴いたことがなかったような大口さんや米木さんのプレイにつながったような気がします。

本当にジャズって、面白い!他の演奏でこんなこと、普通、起きないですよね。。。

特に米木さんに至っては、あんなに長いソロを、しかも何度も聴けるなんて。。。音数が少なくても聴かせてしまう米木康志の世界。中でも、やわらかくふくらむように弾かれた時の弦の響きの印象的なこと!本当に素敵で酔わせていただきました。

途中からはさすがに全く違和感なく立派なピアノ・トリオの演奏でしたが、とは言っても、ドラマーが変わるとこんなにも演奏が変わるんですね。これまでとはまた全然味の違う、男っぽい大口トリオの演奏が聴けて、非常に面白かったです。。。やっぱりライブはいい!と思い知らされた今回の秋のジャズ祭りでした。

ちなみに、この日は寒さのせいもあってか、10人に満たないお客さん。。。でも、その内の1人が韓国人旅行者。私の前の席に座ったので、演奏前に少し話をしたのですが、パーカッションをやっているという21歳の学生さんでジャズが好きなので、ここに来てみた、とのこと。。。

国が違えど、この若さで旅行先で一人ふらっとジャズ・バー。いいなぁ等と思っていたら、途中休憩で私がタバコを吸っている時に帰ってしまいました。お店の人は2ndがあることをお伝えしたと言っていましたが。。。初体験の日本のジャズ・バー、どう思ったんだろう?彼の感想を聞けなかったことだけが今回、とても残念でした。


(注)私の秋のジャズ祭り、11/7(火)宮之上貴昭トリオ@ブラウニー11/14(火)板橋文夫@風土11/15(水)ZEKトリオ@ニューコンボ11/19(日)菅野邦彦@いとう12/10(日)梅津和時@ドルフィーズという豪華ラインナップで、どれもスゴいライブでした。


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九州ジャズ・ロード巡りを中心に興味の赴くままジャズ・クラシック等について不定期に掲載。 タイトルはM・エンデ「はてしない物語」の含蓄に富んだ言葉で、サイト主の座右の銘。

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