宮之上貴昭DUO+MAYUMI+中村健ライブ@福岡天神 Browny(ブラウニー) 17/11

先日、久しぶりに福岡・天神の行きつけのJAZZ BAR Browny(ブラウニー)さんに行ったら、マスターに言われました。このライブは絶対いいから、聴きにおいで!

マスターがそうおっしゃる時には基本的に、行きます!と二つ返事なのですが、確かに日本を代表するジャズ・ギタリストの宮之上貴昭(ヨシアキ)さんとベースの清水昭好(アキヨシ)さんのDUOに地元福岡では有名な歌姫MAYUMIさんがゲストという面白そうなライブ。しかも、更にお聞きしていると、宮之上さんは私の大好きなピアニスト吉岡秀晃さんを世に出した方とか!行かない訳にはいきません。

鳴らしているか鳴らしていないかギリギリの音まで生かし切ったダイナミクス豊かな音量、キラキラした細かい音をいっぱい並べてフレーズを組み立てたかと思うと突如テンポを動かしてステージ上の色を即座に一変したり、ほんの一瞬を最大限に生かした絶妙な間合いを魅せつけたかと思えば、ライブならではの派手なアクションつきの派手なプレーで大見得を切る等々、ともかくカッコいい宮之内さんのギター。

終始クールな顔で悠然としたサポートをしていたかと思えば、ソロでは一転して宮之内さんに挑みかかる清水さんのベース。しかもそれを真っ向から受けるギター。

そして、終始、宮之上さんの方を見ながら、やんちゃな子供みたいな笑顔で実に小気味良いリズムを刻むドラマー。

演奏者同士で掛け合う気合いの入ったYAH!満席の観客からもイェ~!

私だけでなく会場全体が最初の2曲が終わった段階で見事にその世界に引き込まれていました。あとはもう、演奏者が手の平で客を転がしただけ。。。

ちなみにこの小柄でやけにご機嫌なドラマーは、中村健(タケシ)さん。現在は東京から戻られ福岡を中心にご活躍中ですが、東京時代はよく宮之上さんと一緒にライブをしていたとのことで、あの息の合った演奏ぶりにも納得がいった次第。

そして、1stセット・2ndセット共に後半で登場されたMAYUMIさんがこれまた絶好調。。。というか、このメンバーに支えられたら、さぞや気持ち良かったことでしょう。我々もとっても気持ち良かったです。笑

楽譜を誰一人として置かず自由闊達にプレーする姿も観ていて心地良く、ところどころお茶目をやって笑いをとり、聴かせるべきはたっぷり聴かせ、客を上げたり下げたりとその変幻自在なプレーぶりには何度もぞくぞくさせられました。

これぞ、ファンキーでご機嫌なジャズ・バー ブラウニーの真骨頂、でしょうか?マスター、どうもありがとうございました!

そして2017年、私の「秋のジャズ祭り(注)」の開幕です。


〈追記1〉吉岡秀晃さんの師匠はやはりただ者ではなかったなぁ、と変な感慨を覚えながら、1stセット終了後の休憩時間に早速、宮之上さんのCDを購入!

その時、宮之上さんに教えていただいたのですが、吉岡さんをスカウトしたキッカケは宮崎ライブの後のジャム・セッションの時だったとか。。。先週末に行った中部九州ジャズ・ロード一周ツアーの中でお聞きした若かりし日の吉岡さんの話(@宮崎・都城のジャズ喫茶マイルストーンさん)とか、現在売り出し中のサックス奏者 宮里陽太さんが山下達郎さんにスカウトされた話(@同じく都城のジャズ・バー オールドアースさん)等々、日本ジャズ界の神話にまた直に触れることが出来、感無量でした。

〈追記2〉その後、少しクールダウンしようと外に出て、入口横の非常階段でタバコを燻らせていると、目の前のエレベーターから降りて来たのは若いご夫婦。店内を少し覗かれた後、残念!ライブだったんだ。もう終わったみたい。どうしようか?等とおっしゃっておられたのですが。。。つい、この感動を分けてあげたくて、おせっかいながら、まだ1stセットが終わったばかりであること、このライブが如何にスゴいか等々、力説して、お店に誘い込んでしまいました。笑

その後、お聞きしたところ、毎年ダンナさんの誕生日には休みを取って夫婦で旅行している、明日がその日なので東京から1泊2日で福岡に来た、という仲の良さにも、ジャズはほとんど聴いたことはないけど、下のブラウニーの看板が気になって上がってきたというダンナさんの嗅覚の良さにも感心しましたが。。。このライブ、しかもたまたま空いた最前列で聴かれたので、きっといい思い出になったことと思います。ダンナさん、お誕生日、おめでとうございました!

(注)今回の宮之上貴昭トリオ@ブラウニーに始まり、11/14(火)板橋文夫@風土11/15(水)ZEKトリオ@ニューコンボ11/19(日)菅野邦彦@いとう12/10(日)梅津和時@ドルフィーズという豪華ラインナップ。非常に楽しみです。


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九州ジャズ・ロード巡りを中心に興味の赴くままジャズ・クラシック等について不定期に掲載。 タイトルはM・エンデ「はてしない物語」の含蓄に富んだ言葉で、サイト主の座右の銘。

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